トップサラセニア

サラセニア

学名:Sarracenia
別名:ヘイシソウ
科・属名:サラセニア科・サラセニア属
原産地:北アメリカ
分類:常緑多年草、食虫植物
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:なし
花期:
通販:楽天市場にあり


サラセニアの写真

サラセニアのアップ
サラセニアは北アメリカの湿地帯に生息する食虫植物です。筒状になった捕虫葉の中の蜜線という甘い香りを発するものがあり、それに誘われた昆虫が中に滑って落ち、登ろうとしても下向きに生えた毛で上る事が出来ず、中の消化液で溶かされて栄養分にしています。種類は高性で写真のドラモンディーのような長い筒をしたタイプや匍匐性で横に広がって増えるタイプもあります。5月の新芽が伸びる前に花を咲かせ、種類によって白、桃、赤などがあり、一つの花の寿命は1週間ぐらいあるので切り花にする事もできます。また葉の模様がとても美しい高性のものは切り葉の素材に利用される事があります。温暖で空中湿度のある痩せ地で育ち、寒さにはさほと強くはありませんが、冬は凍らない程度の気温で地上部の葉が枯れたようになって休眠します。

作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
場所
日向(霜よけ・0度以上) 日向 日向(霜よけ)
種まき
種まき 採り蒔き
植え替え
植え替え
株分け
株分け
鉢の水やり
乾かさないように

サラセニアの育て方

置き場所

日当たりのよい場所を好むので、年間を通じて日当たりのよい場所で育てます。耐寒性には強く0度以上あれば大丈夫です。冬は寒さに当てて休眠させる必要があるので、暖地では戸外の霜の当たらない日当たりのよい所に置き、凍りそうな日だけ室内に入れるとよいです。寒い地域では室内の暖房の当たらない、0度から5度ぐらいの日当たりのよい場所で休眠させます。冬は葉が枯れたようになりますが、春になると株元から新芽が伸びてきます。
4月から11月中旬 室内または室外の日当たりのよい所。
11月下旬から3月 室内、戸外の霜の当たらない日当たりのよい場所。最低温度0度以上5度以下で休眠させる。

水やり

湿った所を好むので、年間を通じて用土を乾かさないようにします。生育期の水やりが毎日できない場合や乾きがとても早い場合は、水を浅めに貯めて腰水栽培する事ができます。冬は腰水栽培を止めて、用土を乾かさないよう水やりして休眠させます。

肥料

痩せ地に生息して虫を養分にしていますが特に必要ないです。 育てるのに慣れてしっかりした株にしたい場合は、6月と9月に各1回、通常の5倍ぐらいに薄めた液体肥料を与えるとよいです。

植え替え

時期は休眠中の新芽を吹く前の1月から2月頃に行えます。用土は水切れを嫌うので、水ごけの単用を利用したり、酸性土壌を好むので酸度無調節のピートモスに鹿沼土(小粒)などを使用するとよいです。高性のタイプは草丈が高くなると強風て倒れやすいので、焼き物の鉢などに植えるとよいです。あまり深植えしないよう上部が出るぐらいにします。毎年必要なら株分けを兼ねて行います。

増やし方

株分け

株分けで増やす事が出来ます。時期は植え替えと一緒に行ないます。

種まき

花が咲いたら雄しべを雌しべに着けて受粉させてあげるとよいです。種が8月中旬から9月上旬頃に実るので採り蒔きするか、封筒などに入れて保存して1月から2月頃に蒔いてもよいです。方法は水に浸けて吸引させ、覆土は種が見えるか隠れるぐらいとごく薄めにします。用土は水苔を使ったりピートモス中心のものを利用するとよいです。本葉2,3枚で葉が触れ合わないように植え替え、翌年には1つずつ植え付けます。夏の植え替えは避け、冬は凍らせないようにします。開花するまでには3年ぐらいかかります。

枯れ葉取り

冬の枯れ葉は全て取り除くと新芽が伸びるのに影響するので、邪魔なものだけ切るようにします。 時期は植え替えと一緒に行うとよいです。

冬の管理方法

暖地では戸外の日当たりが良く霜の当たらない所に置き、凍りそうな日だけ室内に入れるとよいです。休眠する温度は0度以上5度以下なので、室内では暖房の当たる所に置かないようにします。また、休眠中も用土を乾かさないように注意して、肥料は与えないようにします。

病気や害虫

アブラムシが発生する事があるので、見つけたら殺虫剤で駆除します。他に通気性の悪い土を利用すると腐敗病が発生する事があるので注意してください。
関連リンク