トップシャボン玉の木(ヤトロファ・クルカス)

シャボン玉の木(ヤトロファ・クルカス)

学名:Jatropha curcas
別名:ヤトロファ・クルカス、ヤトローパ・クルカス、タイワンアブラギリ、ナンヨウアブラギリ
科・属名:トウダイグサ科・ヤトロファ属
原産地:熱帯アメリカ
分類:落葉低木
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:日向(夏は半日蔭)
耐陰性:なし


シャボン玉の木(ヤトロファ・クルカス)の写真

花(6月下旬)

実(7月中旬)

シャボンダマの木の熟した実
樹液でシャボン玉が出来るので、シャボン玉の木と呼ばれています。樹液がネバネバしていて、シャボン玉が出来るそうで、試しにやってみたのですが、茎が細過ぎたからか、うまく吹けませんでした。そこで、ストローでやってみようとと思ったら、細いストローがなかったので、結局出来ませんでした。石鹸の原料になる成分が入っているそうなので、シャボン玉ができて当たり前なのかもしれません。初夏には花が咲いて実が成りました。
シャボン玉の木の樹液

シャボン玉の木(ヤトロファ・クルカス)の育て方

置き場所

日当たりを好む観葉植物ですが、真夏の日差しは強過ぎるので明るい日陰で育てます。秋の最低気温が15度以下になったら室内のできるだけ日当たりのよい所に置き、冬は最低温度5度以上で管理します。落葉樹なので冬は落葉します。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
5月から10月中旬 戸外の日当たりのよい所
10月下旬から4月下旬 室内の日当たりのよい所(最低温度は5度以上で管理)

水やり

多湿を嫌うので、生育期の5月から9月は鉢土の表面が白く乾いてから与えます。秋の最低気温が20℃以下になったら、水やり回数を徐々に控え、冬は落葉して休眠するので、完全に水やりは中止します。その他、詳しくは観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

2年に1回を目安に植え替えを行います。時期は5月から6月頃が理想的です。多湿を嫌うので、用土は観葉植物専用の土に川砂かパーライトを2ぐらい混ぜるとよいと思います。自分は赤玉土(小粒)6、腐葉土2、パーライト2ぐらいに植えています。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

肥料

春から秋まで緩効性の化成肥料を与える程度でよいです。花を咲かせて種を採りたい場合は花用の肥料を使ってください。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

切り戻し

茎が伸び過ぎて樹形が乱れり、葉がなくなって樹形が乱れたら切り戻して仕立て直します。切った茎の下付近から新芽が出てくるので、将来の樹形をイメージして切り戻します。切った先は挿し木に利用する事ができます。時期は植え替え時期の5月から6月頃に行うのが理想的です。

増やし方(挿し木、種まき)


8月中旬

8月中旬

8月下旬
挿し木をして増やす事ができます。時期は5月から6月頃が理想的です。切り口から樹液が出るので、しばらく水に漬けて樹液が出なくなってから挿します。この樹液には弱い毒があるので、かぶれ易い人は手に付かないよう注意してください。他に実が成るので種まきでも増やす事ができます。その他、詳しくは挿し木のページをご覧ください。
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