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ネフロレピス

学名:Nephrolepis
別名:セイヨウタマシダ、ツデーシダ
科・属名:シノブ科・ネフロレピス属
原産地:全世界の熱帯〜亜熱帯
分類:常緑多年草
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:明るい所
耐陰性:あり
花言葉(シダ類):愛らしさ、誠実、魅惑、夢、愛矯
通販:楽天市場にあり




ネフロレピス・ツデーの写真
Nephrolepis exaltata 'Teddy Junior'

吊されたネフロレピス
Nephrolepis exaltata '?'

ネフロレピス・ダッフィー
Nephrolepis cordifolia 'Duffii'

ネフロレピス・スコッチモス
Nephrolepis exaltata 'Scottii'
ネフロレピスは40種ほどがあり、地上や木に着生して育っています。写真のネフロレピス・ツデーは前に育てていたシダの仲間です。当時はツデーシダという名前で出回っており、シダの葉がちぢれて伸びるのが気に入って購入しました。最近は別の種類のネフロレピスも見かけるようになり、葉の丸いネフロレピス・ダッフィー、葉が思いっきり縮れたネフロレピス・スコッチモスなどを見かけます。水を好む観葉植物で、ネフロレピス・スコッチモスは特に水を好むのか、腰水されて鉢底から水を吸わせて売られているのを見かける事があります。

ネフロレピスの育て方

置き場所

シダの仲間で耐陰性が強く、直射日光の当たらない明るい所で育ちます。室内ならレースカーテン越しの日光に当たるような所から耐陰性があるので明るい日陰でも育ちます。日照不足になると葉色が悪くなるので、できるだけ明るい所で育てます。寒さには強くないので、冬は室内の最低温度5℃以上で管理します。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月中旬から10月中旬 室内のレースカーテン越しの日光から明るい所、戸外は強い日差しを避けた明るい所。
10月下旬から4月上旬 室内の日向から明るい所。最低温度は5度以上で管理

水やり

生育期の乾燥を嫌うので、生育期の春から秋は鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。初夏からはよく乾くので毎日の水やりになります。霧吹きで葉水も与えならが育てます。秋の最低温度が20度を下回り秋の気配が感じてきたら、徐々に水やり回数を減らし、冬は乾燥気味に管理します。真冬の水の与え過ぎは根腐れの原因になるので注意してください。その他、詳しくは観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

鉢の底から根が出て根詰まりしてしまったり、根が痛んで新芽の伸びが悪かったり、ここ2年以上は植え替えていない株は、植え替えをします。植え替えの時期は春の4月中旬から8月中旬までに行います。用土は市販されている観葉植物専用の土を使ったり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土2、ピートモス2ぐらいでよいと思います。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

枯れ葉取り

枯れた葉や折れた葉などを、根元から切り取ります。徒長気味の葉は切り取った方がいいそうです。

肥料

置き肥は避け、春から秋まで液体肥料などを与えます。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

冬の管理方法

冬は日差しが弱いので、室内の日当たりのよい窓辺に置くのがよいです。空中湿度を好むので、暖かい時間帯に霧吹きで葉水を与えながら育てます。水やりは控えめにします。観葉植物の冬の管理をご覧下さい。

増やし方(株分け)

株分け前 2002/9/22

株分け前

根鉢
株分け後 

株分け

株分け後
はさみで株の側面の一部に切込みを入れて、両手で割るようにします。写真は二つに分けていますが、別に3つでもかまいません。株分けして植え付けたら、しばらくは直射日光と風の当たらない明るい日陰で管理します。しばらくは水切れに注意して、霧吹きで葉水を与えるようにして管理します。
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