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ウツボカズラ

学名:Nepenthes
別名:ネペンテス
科・属名:ウツボカズラ科・ウツボカズラ属
原産地:東南アジア
分類:常緑蔓性多年草、食虫植物
寒さ:弱い(10度以上)
暑さ:やや嫌う
日照:日向(夏は半日蔭)
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり

ウツボカズラ
ウツボカズラの写真

ウツボカズラ2

ウツボカズラの捕虫器

ウツボカズラの捕虫器2
ウツボカズラは東南アジアに70種ほどが自生している食虫植物です。分泌液で虫を誘い込み、葉が変形した袋(捕虫器)の中に虫が落ちると、虫はツルツル滑って上れなかったり、種類によって返しがあり外へ出られなくなります。中に落ちた虫は、中の消化液で消化され栄養分になります。ふたが付いていますが、これは雨が入り難くするためのもので、虫が入っても閉じる事はありません。写真は5月に購入した時は袋がとても小さかったですが、8月までに結構大きくなりました。

作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所
室内の日向(10度以上) 日向 半日陰 日向 室内の日向
植え替え
適期
挿し木・取り木
挿し木・取り木
肥料
薄めの液体肥料
鉢の水やり
乾いたら与える 乾いてきたら 毎日 乾いたら与える

ウツボカズラの育て方

置き場所

日当たりのよい場所を好むので、年間を通じて日当たりのよい所で育てますが、真夏は暑過ぎるので午前中の日光に当てるぐらいにします。冬の最低気温が15度を下回ったら日当たりのよい室内へ入れ、耐寒性はやや弱いので冬は最低温度10度以上のできるだけ暖かい場所で管理します。15度を下回ると袋(捕虫器)は枯れてしまいますが、春まで葉が生きていれば、新しい葉が伸びてまた捕虫器が成長します。
5月から10月中旬 戸外の日当たりのよい所。(真夏は午前中に日光浴させるぐらい。)
10月下旬から4月 室内の日当たりのよい場所。最低温度10度以上、できれば温室。

水やり

生育期の5月から10月中旬頃は用土を乾かさないようにします。水をとても好むので生育期は過かさないよう、夏は毎日の水やりになります。空中湿度を好むので、年間を通じて霧吹きをかけて育てます。湿度が足りないと袋が枯れてくる事があるので注意してください。秋の最低温度が15度を下回ってきたら生育が鈍り乾きが遅くなるので、水やりの回数も減ってきます。冬は鉢土の表面が乾いたら与えるぐらいと控えめにして、葉水で湿度を与えながら育てます。

植え替え

水切れを嫌うので、用土は水ごけを使用するのが一番安全だと思います。植え替え周期は毎年、根を痛めないように古い水ごけを軽く取り除いて新しいのと交換します。植え替え時期は5月から6月頃に行なうのが理想的です。蔓性で成長すると茎が倒れてきたら支柱で支えるとよいです。

肥料

自生地は痩せ地なので 肥料をあまり必要としません。与えると栄養が足りているので、栄養補給をする袋をあまり作らなくなります。生育期の春から秋に葉の色が薄く悪くなってきたら、通常の倍ぐらい薄めた液体肥料などを与えるぐらいにします。

切り戻し

蔓はよく伸びて樹形が乱れやすいです。株元に新芽が伸びていたら、伸び過ぎた蔓は思い切って切り戻し、新芽を伸ばして育てます。切り戻した茎は挿し木に利用できます。下は蔓が伸び過ぎて鉢がすぐに倒れるので、春に伸び過ぎた蔓を切ったものです。冬またではまた蔓が伸びて樹形が乱れています。

切り戻し前

切り戻し後

約半年でまた伸びた

増やし方

挿し木

葉の付いた茎を2,3節分切って、一番下の葉をとって挿し穂を用意します。定植用の鉢植えに水蘚を入れて、一番下の節が水蘚に埋まるように挿せばよいです。時期は5月から7月頃に行うとよいです。

取り木

茎を3分の2ぐらい斜めに切って水苔をはさみます。周りを水苔を巻いて乾かないようビニールで覆います。

支柱立て

蔓が長く伸びると葉の重みで、蔓が垂れ下がって見た目が悪くなってしまいます。蔓が伸び過ぎたら支柱を立てて支えるとよいです。

冬の管理方法

最低温度10度以上と寒さに弱いので、室内の暖かい日当たりのよい場所で管理します。空気の乾燥を嫌うので、暖かい時間に霧吹きで葉水を与えながら育てます。もし水槽があれば中の湿度を上げて入れておくとよいと思います。できればひよこ電球を入れて保温するともっとよいです。最低温度15度を下回ると捕虫器が枯れてなくなりますが、春まで生きていれば、新芽が出てまたできます。

病気や害虫など

捕中器が出来ない

肥料が多いと、養分が不要だという事で袋ができ難くなります。また、若い葉の先端にはなく、この時期に葉の先端を触ると出来難くなるので注意してください。
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