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ヤブラン

学名:Liriope muscari
別名:リリオペ
科・属名:ユリ科・ヤブラン属
原産地:日本、東アジア
分類:常緑多年草
寒さ:強い
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
実期:11月〜1月頃
草丈:20cm〜40cm
用途:鉢植え、花壇、グランドカバー
花言葉:忍耐、隠された心
通販:楽天市場にあり


ヤブラン
6月上旬、自宅の庭

斑入りヤブランの花
9月中旬、自宅の庭

ヤブラン2
7月上旬、自宅の庭

斑入りヤブランの花2
9月上旬、自宅の庭
葉の厚さは1cmぐらい、長さは30cmから40cmぐらいで、フサフサと沢山の葉を茂らせたカラーリーフです。種類は緑葉と斑入りのない品種があり、斑入りヤブランは、緑葉に外斑が白からやや黄色をした、美しい葉模様をしています。夏から秋に紫色の花も咲かせ、決して鮮やかは花色ではありませんが、緑葉と花とのコントラストが美しいです。花後は秋になると黒い実が成ります。暑さ寒さに強く丈夫で育てやすいカラーリーフで、寒さは氷点下にも耐えられるので、年間を通じて戸外で育てる事ができます。また、耐陰性があるので、日当たりがあまりよくない所でも育てる事ができます。上の写真はグランドカバーにして育てているヤブランです。

作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
観賞時期
葉がやや痛む 葉の観賞 葉がやや痛む
場所
日向〜半日陰
種まき
種まき
植え付け
苗の植え付け 植え付け
植え替え
植え替え
株分け
株分け
刈り取り
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
控えめ 鉢土の表面が乾かば与えます 控えめ

ヤブランの育て方

置き場所

日当たりのよい所から午前中の日光が当たる半日陰で育ちます。耐陰性があるので、明るい日陰でも育てる事ができます。秋に花が咲くので、咲かせたい場合は半日ぐらい日光に当てた方がよいです。冬は寒さや霜で少し葉が痛んでしまいますが、氷点下まで耐えるので、庭に植えたままで越冬します。鉢植えでは寒風を避けた霜の当たらない軒下などに置いておくと、葉の痛みが少なくてよいと思います。

水やり

水やりはごく普通でよく、鉢植えは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えればよいです。冬は生育が止まるので、鉢土の表面が乾いてから2、3日ぐらいして水を与えて乾燥気味にします。庭植えは通常は必要ありませんが、春から秋の生育期の間は、雨が降らず乾き過ぎるようなら与えます。

植え付け

苗が売られているので、入手したら植え付けます。理想的な植え付け時期は、春の3月から6月頃、秋の9月下旬から10月頃に行うのがよいと思います。鉢植えの用土は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいのごく普通の用土でかまいません。庭植えでは、日当たりがよい所から半日陰、耐陰性があるので明るい日陰に植えつける事もできます。元肥に牛糞などを混ぜ、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜて植え付ければよいです。グランドカバーとして植え付ける場合は、20cmぐらいの間隔でよいと思います。また、カラーリーフとして草花との寄せ植えにも向いているので、夏から秋に花を咲かせる種類と一緒に植えて楽む事もできます。

植え替え

鉢植えでは根がよく張るので、出来れば毎年、2年に1回ぐらいは植え替えた方がよいと思います。時期は3月から4月頃、根鉢の3分の1ぐらい壊して一回り大きさの鉢に植え替えます。鉢を大きくしたくない場合は、株分けをして同じ鉢に植え替えるとよいです。庭でも3、4年を目安に、必要なら株分けを兼ねて植え替えた方がよいです。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページを参考にしてください。

肥料

肥料は普通です。鉢植えでは春と秋の間、緩効性の化成肥料を置き肥するか、定期的に液体肥料を与えます。庭では春の4月頃に骨粉入りの固形油粕などを蒔いておくぐらいでよいです。まだ植え付けた苗が小さい場合は、秋の9月頃にも蒔いておくとよいです。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

増やし方

株分け

植え替えの時に株分けして増やす事ができます。手で引き裂くように行いますが、分けられない時ははさみ等を使って分ければよいです。強健なので、根をあまり切らないよう注意しながら、少々大胆に行っても大丈夫です。右のは別の場所に株分けを兼ねて移植した時のものです。 ヤブランの根
ヤブランの根

種まき

秋に黒い実が成るので、種まきから育てる事もできます。鳥に食べられてしまう事があるので、黒く熟したら早めに取っておくとよいです。種は黒い実の中に白い種が入っているので、それを蒔きます。時期は春の3月から4月頃に行うとよいと思います。

刈り取り

庭植えで育てている場合は、冬を超えると寒さや霜で葉が痛んでしまう事が多いです。そのまま放置していると、痛んだ葉が見苦しいので、霜の心配が少なくなる3月頃に枯れた葉を思い切って株元から刈り取り、新しい葉を茂らすとよいです。鉢植えでも葉が痛んでしまったら、刈り取るとよいです。
3月上旬 4月下旬

越冬後の痛んだ葉

刈り取り後

刈り取り後の新しい葉

病気や害虫

特に害を受けた事はないです。
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