トップトキワシノブ

トキワシノブ (常盤忍)

学名:Humata tyermannii
科・属名:シノブ科・キクシノブ属
原産地:中国南部〜インド
分類:常緑多年草
寒さ:強い〜やや弱い(−5度以上)
暑さ:強い
日照:半日蔭
耐陰性:あり
用途:鉢植え
花言葉:清涼(シノブ)
通販:楽天市場にあり




トキワシノブ

吊りシノブ

トキワシノブの根茎

放置で育っているトキワシノブ
トキワシノブはシノブの仲間で、見分けがつかないほどよく似ており、お店でよく売られているのは、このトキワシノブの方が多いです。夏の暑さを和らげるため、吊りシノブにされて売られている事もあり、冷房のない時代は吊りシノブが風鈴とともによく吊るされていたそうです。昔はシノブが使われていましたが、シノブは冬に葉がなくなる事から、最近は冬でも葉のあるトキワシノブの方がよく売られています。シノブに比べてトキワシノブの方が寒さに弱いですが、暖地では霜の当たらない所に置いておくと容易に越冬します。とても強健で、うちでは10年以上植え替えもせず、木の下に放置した状態のものが元気に育っています。シノブの仲間は他に八重シノブ(クラマシノブ)という種類もあります。

作業カレンダー(暖地基準の育て方)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
鑑賞時期
鑑賞時期
場所
軒下(半日蔭) 半日蔭 明るい日陰 半日蔭 軒下(半日蔭)
仕立て直し
仕立て直し
肥料
肥料
鉢の水やり
乾いたら与える 乾いてきたら与える 乾いたら与える

トキワシノブの育て方

置き場所

木漏れ日が当たるような半日蔭を好みます。夏の強い日差しは避けた方がよいです。耐陰性が強いので明るい室内で育てる事もできます。寒さはシノブほど強くありませんが、暖地では霜の当たらない軒下で容易に越冬します。寒い地域では室内に入れるようにします。

水やり

湿り気のある所を好みますが、乾燥には結構強いです。水やりは植えつけ材料が乾いてきたら与えます。冬は休眠気味になるので乾いたら与えます。吊りシノブはよく乾くので、あまり乾かしすぎないよう、シャワーをかけたり、バケツの水に漬けられるものは、漬けて水やりするとよいです。

肥料

無肥料でも育ちます。春から秋の間、たまに液体肥料を与えればよいです。

仕立て方(増やし方)

根茎を切り分けて容易に増やす事ができます。時期は春の3月から4月頃に行うとよいと思います。根茎を切ってヘゴ仕立てにしたり、コケ玉やミズゴケを使って吊りシノブにしてもよいと思います。ヘゴやミズゴケに根茎を這わせる時は、できるだけ葉の付いた反対側に根があったり出てきたりするので、そちらが下になるように這わせた方がよいです。根付くまで乾かさないように水やりします。
シノブの根茎

シノブのヘゴ仕立て

ヘゴ支柱を好みの長さに切ります。ヘゴに細い番線や目立たないビニタイなどを使って、根茎の切った方が鉢内のミズゴケに3cmぐらい埋まるよう、高さを調節して巻きつけます。あとはそれを鉢に立て、中に湿らせて絞ったミズゴケを詰めたら出来上がりです。
ヘゴ仕立ての材料
ヘゴ支柱をお求めなら楽天市場 にあります。クリックするとヘゴ支柱のページへジャンプします。


ヘゴに番線で根茎を固定

アップ

ミズゴケを入れて出来上がり

簡易吊りシノブ

ヘゴ支柱や木材を好きな長さに切ります。紐で吊るための吊り金具、反対側にも風鈴を下げるための吊り金具をつけておくとよいです。周りに湿らせて絞ったミズゴケを巻いて、細い番線などでミズゴケが取れないようぐるぐる巻きにします。根茎をミズゴケに這わせるようにして、取れないように番線などで巻きつけ、吊り金具に紐をつけて吊るせば出来上がりです。他にヘゴの代わりに割り箸を組み合わせて好きな形にしたり、ボールのように丸い形にしたり、自分好みの形にして楽しめばよいと思います。
吊りシノブの材料

ヘゴに水苔で覆い番線を巻いた

水苔に番線で根茎を固定

吊り金具に紐

吊りシノブの出来上がり

仕立て直し

数年して姿が乱れてきたら、上のようにして仕立て直すとよいです。

枯れ葉取り

枯れた葉は元から切り取ります。
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