デンファレの育て方開花株の管理開花株は年間を通じて売られています。場所は出来るだけ明るい窓辺などで育てます。6月から9月頃に直射日光の当たる場所では、日差しが強すぎるのでレースカーテン越しの日光に当てるぐらいにします。冬に入手したものは寒さに弱いので、暖房の効いたできるだけ暖かく日当たりのよい所で育てます。水やりは生育温度のある5月から10月頃なら表面が乾いてきたら与えます。その他の気温の低い時期に入手したものは控えめに、表面が完全に乾いてから与えます。冬は暖房の温風の当たらない所に置き、空気がよく乾燥するので、暖かい時間帯に霧吹きで葉水をしてあげるとよいです。開花中の肥料は必要ありません。花後のデンファレ贈り物などで売られているデンファレは、数株のポット苗が寄せて植えられてる事があります。寄せ植えされたまま管理すると根が腐りやすく育て難いので、花が終わったら各一株ずつにして育てるようにします。花が終わった時期が5月から6月頃なら、一鉢ずつにして植え替えますが、それ以外の時期の場合は各ポット苗を出して、一鉢ずつ育てるようにして、春の5月から6月頃になったら植え替えます。ノビル系との違いデンファレはノビル系のデンドロビュームより育てやすい洋蘭です。以下にノビル系との育て方の違いを書いていますので、参考にしてください。
置き場
水やり生育期の春から秋は植え込み材料の表面が乾けばたっぷり与えます。乾燥には比較的強い方で、冬の水やりは表面が白く乾いてから更に2〜3日後の暖かい午前中に与えます。もし10度以上を保てない場合は、植え込み材料の渇きが悪いと根腐れしていまう事があるので、開花していないものなら月に1回ぐらい軽く与える程度にして、乾燥気味に越冬させるとよいです。暖房中の室内では、暖かい時間帯に時々霧吹きなどで湿度を与えて育てるとよいです。肥料春の新芽が伸び始めた頃から秋まで、固形肥料などを置き肥して、液体肥料なども定期的に与えます。真冬は気温が低くてあまり活動していないので、一切与えません。しかし、最低温度が15度以上ある温室内などで生育している場合は与えます。植え替え
株分け鉢が大きくなり過ぎた場合は株分けします。方法は植え込み材料を出来るだけ取り除き、腐った根は切り除きます。バルブを2、3個つけて丁寧に根をできるだけ傷めないようにハサミで切り分けます。時期は植え替えと同じ春に行います。高芽とり
支柱立て
花茎切り花は下から上に向かって咲きます。他の洋蘭と同じく花はいつまでもつけておかずに、先端の花が開いて、はじめに咲いた花がしおれたら花茎の付け根から切り取ります。切り取った花は切り花に利用できます。花茎は胡蝶蘭のように途中から切っても、2番花が咲くような事はありません。ノビル系のように高芽がつく事があるので、秋頃に切りとって植え付けて増やす事ができます。高芽はいつまでも切り取らずにほっておくと株に悪影響がありますので、必ず切り取ってください。 |
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