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アマゾンフロッグピット

別名:ドワーフフロッグビット
科・属名:トチカガミ科・トチカガミ属/分布:南米/学名:Limnobium laevigatum

分類: 浮葉植物(水草)
寒さ: 弱い
暑さ: 強い
観賞期間: 5月〜10月
草丈: 約 1cm
増やし方: 株分け
場所: 日当たりを好む
用途: ビオトープ、睡蓮鉢、アクアリウムなど
アマゾンフロッグピットは南米原産の浮草です。丸い葉の下に浮袋のようなものが付いており、根は結構長く伸びて浮きます。葉の色は緑色や茶色の斑が入るものもあり、葉の大きさは3cmから大きなものは5cmぐらいになります。気温が上がるとよく増えるので、ビオトープなどでは水中の水草が日照不足になることがあるので、増えすぎたら減らす必要があります。冬の寒さには弱く、暖地ではいくつか越冬するものはありますが、多くが枯れてしまうので、秋にいくつか室内で越冬させるとよいです。

アマゾンフロッグピット
7月上旬、自宅のビオトープ

アマゾンフロッグピット
9月中、自宅のビオトープ

アマゾンフロッグピットの育て方

場所

浮遊植物の水草なので水に浮かべて育てます。日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。生育に適した水温は20度から28度ぐらいで、戸外のビオトープでは夏に水温が上がり過ぎると育ちが悪くなる事があるので、水温が上がる場合は遮光したり半日蔭にして水温が上がり過ぎないようにするとよいです。熱帯の植物なので冬の寒さには強くないので、戸外のビオトープなどで育てているものは、いくつか室内の日当たりのよい水槽などに移して、春になって暖かくなったらまた戸外のビオトープなどに戻すとよいです。よく増える浮草なので、夏になるとまた沢山増えます。

肥料

水の中にメダカや金魚などを入れておくと、糞が肥料になるので得に与える必要ありません。メダカなど入れていない場合は、薄めの液体肥料を入れておくとよいです。

増やし方

株分け

夏になって水温が上昇すると子株がよく発生します。特に何もしなくても自然に株が分かれて増えてゆきます。

その他

夏になるとよく増える浮き草なので、水面を覆ってしまうと水中の植物に日光が当たらなくなる事があるので、水中の植物に光が届かないようなら減すようにします。
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