分類: |
浮葉植物(水草) |

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寒さ: |
強い |
暑さ: |
強い |
草丈: |
20cm〜80cm |
観賞時期: |
周年 |
増やし方: |
株分け(切り分け) |
場所: |
日当たりを好む |
用途: |
ビオトープ、睡蓮鉢、アクアリウムなど |
通販店: |
楽天市場にあり
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マツモは日本各地の池や川などの流れの緩やかな所に生息している水草です。葉が松のようなので、このような名前がついたようです。根は持たず、土に根を伸ばして育つ水草ではありません。水中を浮遊する植物で、仮根で土に引っかかって育つこともあります。水槽の水草として人気があり、世界各地に広まったそうです。アレロパシーという、他の植物の生育を抑える物質を出す事でも知られ、藻を抑える効果があるそうです。日本にも生息している育てやすい水草で、寒さにも強いのでビオトープにも向いています。 |

マツモ
7月中旬、自宅の水槽 |

マツモ2
7月中旬、自宅の水槽 |

水に浮かぶマツモ
5月下旬、自宅のビオトープ |
マツモの育て方
場所
日当たりのよい所で育てるのが理想的ですが、室内の明るい窓辺でも育ちます。日本全土に分布している植物なので寒さには強く、戸外のビオトープでも問題なく越冬します。
植え付け
水面に浮かべてもよいし、根はありませんが茎の元を土に埋めてもよいです。水槽にろ過機がある場合は、ポンプの水の吸い込み口に葉が引っ付く事があるので埋めるようにした方がよいです。時期は入手できたらいつでも行えます。
増やし方
切り分け
切り分け前 |
切り分け後 |
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枝が分かれて茎が増えるので、それを切り分ければ、容易に増やす事ができます。時期は春から秋にかけてよく増えるので、その時期に行えばよいと思います。
間引き
葉が増え過ぎると観賞魚の泳ぐスペースが少なくなってしまうので、不要な葉を間引きして捨てたり、古葉だけ切り取って新しい葉だけを残すとよいです。
肥料
観賞魚の糞の栄養だけで育つので、特に与えなくても大丈夫です。魚が入っていない場合は、春から秋の生育期に育ちが悪ければ、液体肥料を入れるとよいと思います。 |