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アネモネ別名:ボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華) |
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科・属名:キンポウゲ科・アネモネ属/原産地:地中海沿岸/学名:Anemone coronaria |
いろいろな園芸品種アネモネ・コロナリアにはいくつかの園芸品種があります。切り花に向いた高性で草丈が60cmぐらいあるモナリザ種や草丈が40cmぐらいのデカン種、八重咲きで草丈が40cmぐらいのセントブリジット種、矮性で草丈が20cmから30cmぐらいと低く一重咲きと八重咲のあるポルト種などがあります。
アネモネの育て方高温で水を吸うと腐れる球根アネモネの球根は高温で水を吸うと腐れやすいのが特徴です。自生地は地中海沿岸で夏は高温乾燥、冬は温暖湿潤の所に自生しています。日本では涼しくなった秋に植えられ、冬の低温に当たって春に暖かくなると花が咲きます。気温が高くなると葉は枯れ、その頃には新しい球根ができています。高温で水を吸うと腐れるので、日本の夏は雨が多く庭に植えたままだと腐れるので、球根を掘り上げて乾燥保存されています。また、秋に植える時も暑さが和らいでからでないと球根が腐れやすいです。球根の植え付け
鉢植え
庭植え日当たりがよく極端な酸性土壌を嫌うので、植え付け1週間ぐらい前に苦土石灰と牛糞などの堆肥を混ぜておきます。25cmぐらいの間隔に3cmぐらい土を被せて植えます。寒さの厳しい地域では霜で球根が痛むので霜よけします。ポット苗の植え付け売られているのは球根だけではなく、秋から冬にポット苗が売られている事があります。気温の低い時期に出回るので、球根が腐る心配はありません。間隔や用土は球根の植え付けと同じです。植え付けから開花までの管理鉢植えは日当たりがよい軒下などに置きます。水やりと肥料鉢植えは鉢土の表面が乾いたら与えます。庭の水やりは自然の雨で十分です。 球根は養分をあまり蓄えていないので、肥料は定期的に与えます。芽が出てから開花するまで緩効性の化成肥料を置き肥するとよいです。花がら摘み花が終わったら花茎を切り取って、次の花の生育を妨げないようにします。花後の管理花が咲き終わったらお礼肥に薄めの液体肥料を与えます。気温が上がると生育が止まり、葉が黄色くなってくるので、肥料と水を完全に切ります。球根の保存庭に植えたままでは、高温と雨が重なって球根が腐れてしまいます。梅雨前になったら掘り上げて茎と根を切り取り、ネットに入れて日陰で乾燥させて涼しい場所で保管しておきます。鉢植えはそのまま土を乾かして、雨の当たらない涼しい日陰に置いて保管しておいてもよいです。球根は夏の乾燥にとても強いのでカラカラでも大丈夫です。
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