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エニシダ (金雀枝) |
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科・属名:マメ科・エニシダ属/原産地:ヨーロッパ、カナリー諸島(ヒメエニシダ)/学名:Cytisus |
エニシダの育て方購入した開花株の管理早春頃から春にヒメエニシダの開花株が売られている事があります。早春に購入した開花株は温室育ちなので、寒さには当てないよう室内の日当たりのよい所で育て、桜が咲く頃になったら戸外の日当たりのよい所で育てます。水やりは鉢土の表面が白く乾いてから与えます。肥料は開花中に与えなくてかまいません。場所日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。夏の高温多湿を嫌うので、鉢植えでは梅雨などの長雨に当てないよう軒下などに置きます。ヒメエニシダは半耐寒性で寒さにはあまり強くないので、秋が深まってきたら室内の日当たりがよく、凍らない場所で越冬させます。冬は葉が落ちて落葉気味になりますが、暖かくなると葉が茂ってきます。庭の植え付けヒメエニシダは寒さにやや弱いので庭植えには向いていませんが、ヨーロッパ原産のタイプは庭植えにする事ができます。時期は春の3月から5月頃か、秋の涼しくなった10月頃にも行えます。場所は日当たりがよく西日を避けた所に、酸性土壌を嫌うので苦土石灰を多めに、水はけをよくするために腐葉土などを混ぜて植え付けます。できるだけ根鉢は壊さないようにして、移植を嫌うので、植え所をしっかりと決めてから植えるようにします。植え替え2年を目安に、根詰まり気味なら植え替えます。直根で根鉢を壊されるのを嫌うので、根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えます。時期は春の4月から5月頃、秋の涼しくなった10月頃に行うとよいと思います。用土は過湿に弱いので、花の培養土にパーライトを2割ぐらい混ぜたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などの水はけのよい用土で植え替えます。水やり過湿を嫌い乾燥には比較的強い植物です。鉢植えでは鉢土の表面が白く乾いてから与えます。夏の高温多湿を嫌うので、梅雨時期は雨よけして、水やりが多くならないように注意します。冬は控えめに与えます。庭植えでは植えつけ後、しばらくの間は乾かし過ぎないように注意しますが、その後はあまり雨が降らず、乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。肥料肥料は多く必要ありません。鉢植えでは早春の2月下旬頃と秋の10月上旬頃に緩効性の化成肥料や骨粉入りの固形油粕などを与えるぐらいでかまいません。庭では春の2月下旬頃に与えるだけでもよいですが、苗木なら秋にも与えて大きくするとよいです。マメ科の植物なので、窒素分の多い肥料を嫌うので、油粕では骨粉などのリン酸が入った肥料を与えます。増やし方挿し木
種まき実った種を採っておいて、来年の3月から4月頃に種まきして育てる事もできます。鹿沼土などの用土を使って、ポットなどに蒔けばよいと思います。剪定時期は花後の5月中旬頃から6月中旬頃までに、枝が伸びすぎてしまったら剪定します。太い枝の途中で切ると枯れこみやすいので、枝の分かれ目で切るようにします。新枝や二年枝の途中なら途中で切っても大丈夫です。8月以降の遅い時期の剪定は、来年の花芽を切るので避けます。 |
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