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イベリス別名:キャンディタフト |
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科・属名:アブラナ科・イベリス属/原産地:イベリア半島〜地中海沿岸/学名:Iberis |
一年草と多年草のタイプ一年草タイプ秋に種を蒔いて苗が作られます。4月から6月頃に花を咲かせ、夏になると暑さで枯れます。主に流通しているのは以下の2種類です。ウンベラータ(I. umbellata)アマラ(I. amara)大輪で白花を咲かせます。草丈が低い30cmぐらのものと、高性の60cmぐらいになる品種があります。多年草タイプ(センペルビレンス)イベリスの育て方センペルビレンスの植え付け一年草タイプの種まきウンベラータやアマラの種が売られている事があります。時期は9月下旬から10月中頃に、方法は移植を嫌うので直まきやポットに蒔くとよいと思います。覆土は種が隠れるように行います。移植を嫌いますが、箱まきも本葉が2、3枚の小さな頃、根を痛めないよう丁寧に行えば大丈夫です。定植花壇では酸性土壌を嫌うので苦土石灰、牛糞などの堆肥、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜ込んで25cmぐらいの間隔で定植します。寒さには強いですが、秋に植える場合は霜柱で根が切れてしまう事があるので、簡単に霜よけしておくと安心です。鉢植えの用土は水はけの良い用土、例えば赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などを利用するといです。 直根で根鉢が壊されるのを嫌うので注意してください。
場所よい花を咲かせるには、できるだけ日当たりのよい所に置きます。冬の寒さには強く暖地では戸外で越冬します。夏の高温多湿を嫌うので、花が咲く頃に長雨が続く時は、鉢植えを雨の当たらない軒下などに移動するとよいです。夏になると一年草のタイプは枯れてしまいますが、センペルビレンスは雨の当たらない風通しのよい半日陰に置くと越させる事が可能です。水やり過湿を嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。花壇では植え付け後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後はあまり雨が降らずに乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。肥料肥料はあまり多く必要としません。鉢植えでは緩効性の化成肥料を置き肥するぐらい、花壇では堆肥を混ぜ込んで植えつけ、生育が見ながら即効性の化成肥料を追肥するとよいです。センペルビレンスの手入れ涼しい所を好むので、暖地では3月から4月頃によく花を咲かせ、5月頃になって気温が上がると咲き終わります。花茎切り花の咲き終わってきた花茎は切り取ります。元の方には花芽が出ている事があるので、残しておくとまた花が咲きます。
植え替え暑さを嫌い気温の高い時期は避けます。花後すぐの4月下旬から5月上旬頃に行うか、暖地では秋の涼しくなった10月頃に行うと安全に行えます。直根で根鉢を壊されるのを嫌うので、周りの土を軽く取り除くぐらいにして植え替えます。写真は10月に寄せ植えをしていたものを、各バラバラにして植え替えたものです。用土は山野草の培養土です。
切り戻し花後に伸びすぎた枝を切り戻しておきます。葉を残さずに切ると枯れやすいので注意してください。切った先は挿し芽に利用できます。芽はゆっくりとしたスピードで伸びてゆきます。挿し芽時期は春の5月頃、秋の10月頃に行えます。長さ5cmぐらいの挿し穂を用意して、下の方の数枚の葉を取ってその節が用土に埋まるように挿します。用土は酸性土壌を嫌うのでパーライトや川砂を混ぜて挿すとよいと思います。1ヶ月もすると芽が伸びてくるので、春に挿した場合は10月頃に鉢上げして翌年に開花させるようにします。秋に挿した場合は早春に鉢上げしますが、生育がゆっくりなので花が多く咲くのは再来年からになると思います。
数年すると樹形が乱れます
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