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インパチェンス別名:アフリカホウセンカ(アフリカ鳳仙花) |
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科・属名:ツリフネソウ科・ツリフネソウ属/原産地:アフリカ/学名:Impatiens walleriana(Impatiens sultanii) |
よく似た花を咲かせる仲間近縁種でよく花が似たニューギニアインパチェンスという種類も売られています。日当たりを好むので、ここで紹介している半日蔭を好む種類とは育つ環境がやや異なります。他にもニューギニアインパチェンスと生育がとても早い種類のインパチェンスが交配されて生まれたサンパチェンスという園芸品種もあり草丈が高く花も大きいです。
インパチェンスの育て方苗の植え付け春によく苗が売られているので入手したら植えつけます。鉢植え花壇強い日差しを嫌うので、午後から夏の強い日差しが当たらない所に植えるとよいです。毎年同じ所に植えると生育が悪くなる連作障害が起こるので、もし昨年植えていた場合は別の所へ植えます。元肥が濃いのを嫌うので、完熟牛糞などの堆肥だけを混ぜて植えたり、緩効性の化成肥料を控えめに混ぜるぐらいでよいです。間隔は20cm〜30cmぐらいです。春から秋の管理日差しの緩い時期は日に当ててよいですが、強い日差しは嫌うので夏は半日蔭が良いです。涼しい地域では春から秋まで花が咲き続きますが、暖地では夏の暑さで生育が鈍り花の数も減ります。濃い肥料は嫌うので、多く与えないように気をつけます。鉢植え花壇植えつけ後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は雨が降らず乾き過ぎるようなら与えます。春と秋の間に緩効性の化成肥料を与えます。摘心殺虫剤の散布あまり発生しませんがアブラムシが発生する事があります。見つけたら対応した殺虫剤を散布して駆除します。冬の管理熱帯の植物で本来は多年草ですが、日本では冬の寒さで枯れる一年草になります。 冬を日当たりが良く暖かい室内で越させると超える事があります。冬はほとんど生育しないので、水やりは土の表面が乾いてからと控えめにして、肥料は与えないようにします。もし冬を超えたら、春になったら短く摘心して植え替えるとよいです。増やし方種まき種が売られている事があります。発芽温度が20℃〜25℃とやや高めなので、時期は春の4月中旬から5月上旬頃に行うとよいと思います。種まきから開花までは2カ月ぐらいと短期間で咲きます。好光性なので覆土はごく薄く、上から水を与えると種が埋まったり流れやすいので、平鉢に種を蒔いて受け皿に水を貯めて与えるとよいです。本葉が3、4枚になったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。沢山苗ができるので、グランドカバーとして植えてもよいです。挿し芽5、6枚の葉の着いた挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取リ除きます。挿し穂を20分ぐらい水に漬けてから、葉の取った節が用土に埋まるように挿します。用土は市販されている挿し木用の培養土や赤玉土(小粒)7、ピートモス3など、挿し穂が腐らないよう清潔なものを利用します。ポットに一つずつ挿して苗を作ったり、平鉢に複数を挿して1、2週間ぐらいして発根したらポットに植えて苗を作ってもよいです。時期は5月から7月頃に行えます。その他は挿し木のページを参考にしてください。
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