芝生張りの管理
暖地基準 |
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
場所 |
|
|
|
|
|
|
日向 |
芝張り |
|
|
|
|
|
|
芝張り |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
芝刈り |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
芝刈り |
|
|
|
肥料 |
|
|
|
|
|
|
元肥 |
|
|
|
|
|
|
追肥 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
鉢の水やり |
|
|
|
|
|
|
根付くまで乾かさないように(夏は毎日) |
2〜3日に一回 |
控えめ |
芝生張りに挑戦
暖地での張る時期は3月から5月頃、梅雨時期になるとよく根が張ってくれます。場所は日当たりがよく水はけのよい所に芝を張りします。
芝の入手
高麗芝の束 |
横に伸びた葉 |
束になって売られているのが一般的で、一束に30cm×37.1cmの芝が9個、約1平方メートル分が入っています。中には30cm×30cmというのも売られている事があります。写真は近所で購入した高麗芝で全部で12束ぐらい購入しました。束を見ると、隅の方の芝が伸びていて、中央の方はあまり青々していませんでした。どうも束ねて時間が経っているようで、決してよい状態とは言えないものを購入してしまいました。
土入れ
石を敷いた通路 |
土を入れ平らにした |
通路に石を敷いていたのですが、夏に石が焼けて周辺が暑くなるので、石に替えて芝生を張る事にしました。張る所は、日当たりが良く水の溜まらない、水はけがよい所がよいです。まずは張りたい所の石を全て取って、取った石の所に元肥の牛糞を混ぜた土を入れて耕しました。そして、トンボのようなものがあったので、それで土を平らにしながら石拾いをしました。
張り方の種類
主に下の4種類があります。ベタ張りは隙間なく張るので、早く出来上がりますが、数が多く必要になります。目地張りは隙間を3cmぐらいあけて張ると、1、3倍ぐらいの面積を張る事ができるます。芝生の数を節約する事ができますが、隙間が埋まるまでやや時間がかってしまいます。一松張りは交互に、、筋張りは一列抜かして張るので、数はベタ張りの半分ぐらいで済みますが、覆い茂るには時間がかかってしまいます。一般的にはベタ張りか目地張りで行うの一般的です。
芝生を張った |
隅の足りない分 |
目地張り
自分は隙間を少し開ける目地張りで行い、縦方向に置いて交互に張りました。交互に張ると隅の方が半分だけ足りなりますが、足りなくなった分は芝生を半分に切って張り付ければよいです。
目土を入れる
芝生同士の隙間を埋めるため、デコボコを平らにするため、根張りをよくして成長をよくするために目土を入れます。目土は用土が販売されている園芸店で手に入れる事ができます。目地張りや一松張りなどは芝生の数を節約できますが、逆に目土の量が増えてしまうので、目土と芝生の料金のバランスによっては、芝生を多く張った方が安上がりになる事があります。うちは目土が足りず、庭の土を混ぜたのですが、庭の土に草の種が沢山紛れ込んでいて、後で沢山の草が生えて草取りが大変になってしまいました。目土代わりに庭土などは使わず、代用はせめて市販の培養土などにした方がよいです。目土の入れ方は芝生の上に目土を蒔いて、隙間が埋まるよう、また芝の上にも薄く被るよう、全体が平らになるようにホウキなどで平らにします。平らになったら水やりして終了です。
低くなった丸マス
芝を張るとどうしても地面が高くなってします。うちの場合、戸井の雨水などが流れる雨水丸マスが低くなったので、丸マス用の5cm高くなるアジャスターを購入して付けました。雨水丸マスには大きさが何種類がありますが、うちの丸マスは直径25cm、蓋の直径が28cmのタイプで、高さ50mmのアジャスター(250×50)を使用しました。
低くなった雨水丸マス |
丸マス用のアジャスター |
5cm高くした |
高麗芝などの購入
もし、高麗芝をお求めなら
楽天市場
にあります。アジャスターをお求めなら
こちら
にあります。クリックすると各ページへジャンプします。
芝生張り後
反省点
中央部分が枯れている芝 |
@購入した芝生の質が悪かったです。束ねてから日にちが経ったものを購入したようで、隅ばかりから芝が伸びて、中央の部分は枯れかけているものが多かったです。束ねてから時間の経っていない、質のよい枯れていない芝生を購入するようにしてください。質の悪い芝生では、出来上がるまで時間がかかってしまいます。
草が生えた |
A目土に庭土を混ぜたのは失敗でした。後に草があちこちから生えて草取りが大変になりました。芝生の上に生えた草取りは厄介なので、目土に草の種が紛れているような土は絶対に入れない方がよいです。
芝生張りからの経過
質が悪く生えない所があったので、来年の春に部分的に張りかえようと思っていたのですが、繁殖力が結構強く、意外と青々としてきました。所々茶色くなっている所は、来年の春に少し購入して、芝のない所を張り替えようと思っています。張る前は敷いていた石の周辺が焼けて暑くなっていたのですが、おかげで暑さが随分和らいで歩き心地もよくなりました。
芝生張り後の管理
水やり
根付くまで、用土を乾かさないよう水やりします。夏の日照り続きでは、朝、夕の水やりになる事もあります。
芝刈り
はじめは草丈が8cmぐらい伸びたら3分の1ぐらい軽く刈り込み、次も8cmぐらいの草丈が伸びたら今度は2分の1ぐらい刈り込み、今度は草丈が5、6cmぐらいになったら3cmぐらい刈り込みと、急に短く刈り込まないよう、徐々に普通の高さ(2cmぐらい)になるように刈り込みます。
肥料
土に元肥えとして牛糞などを混ぜ込んで植え付け、根付いた8月頃に芝生用の肥料や窒素分8%ぐらいの化成肥料を1uあたりに30gぐらい与えます。葉に化成肥料が乗ると葉が焼けする事があるので、水を与えるなどして葉から肥料を落とすようにします。
もし、芝生の肥料などお探しなら、
バロネスダイレクト
という通販店にあります。クリックすると芝生の肥料へジャンプします。
▲ページトップへ