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ビジョナデシコ (美女撫子)

別名:ヒゲナデシコ(髭撫子)、アメリカナデシコ(アメリカ撫子)
科・属名:ナデシコ科・ダイアンサス属/原産地:ヨーロッパ/学名:Dianthus barbatus

分類: 一年草


寒さ: 強い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 40cm〜60cm、矮性種は約 20cm
花径: 約 3cm
花色: 赤、桃色、白など
種まき: 秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まき、ポットまき
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え、切り花(高性)
花言葉: 純愛、才能、大胆
通販店: 楽天市場にあり
美女ナデシコは玉咲きになる花を咲かせます。矮性と高性の種類があって、高性の種類は切り花としても利用できます。花の付け根に髭のようなものがあるので、別名、髭撫子ともよばれています。ダイアンサス属は多年草が多く四季咲きナデシコなどもありますが、美女ナデシコは暑さに弱いので、一年草扱いされています。しかし、寒さには強く、種まきは比較的容易に行えます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 種まき 仮植え 植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 鉢土の表面が乾けば

ビジョナデシコ(美女撫子)
4月下旬、自宅の庭

ビジョナデシコ(桃色)
4月下旬、自宅の庭

ビジョナデシコ(赤白)
4月下旬、自宅の庭

ビジョナデシコの蕾と髭
4月下旬、自宅の庭

ビジョナデシコ2
5月上旬、自宅の鉢植え

ビジョナデシコ(白と桃色)
5月中旬、自宅の庭

美女ナデシコの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。

種まき

種まきから比較的容易に育てることができます。種まきは秋の9月中旬〜10月中旬頃に行います。方法は箱まきポットまきなどで行います。覆土は種が隠れるように行います。箱まきでは本葉が2、3枚ぐらいになったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。植え付け間隔は矮性種なら20cm〜25cmぐらい、普通の種類は25cmから30cmぐらいの間隔で定植します。鉢植えの用土は普通の花の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。あれば元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで植え付けます。庭では日当たりのよい所に苦土石灰、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥えに牛糞などを混ぜ込んで定植します。寒さには強く、暖地では特に霜よけしなくても問題ありません。
11月上旬 12月中旬

種まき後45日ほど(仮植え)

随分大きくなった

定植

水やり

鉢植えの場合は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。花壇では特に与える必要はありませんが、あまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

鉢植えでは元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んでいなければ、春の3月から4月頃に緩効性の化成肥料などを置き肥します。庭植えでは元肥として腐葉土と堆肥などを混ぜ込んで植え付け、追肥として3月と4月に即効性の化成肥料などを追肥します。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

支柱

矮性ではない普通の種類は、草丈が高くなると風や雨の重みで倒れることがあります。草丈が高くなったら支柱で支えておくとよいです。

花がら摘み

花が終わったら花がらを摘み取って次にもよい花を咲かせます。
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