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ブラックレースフラワー

科・属名:セリ科・ニンジン属/原産地:アフガニスタン/学名:Daucus carota var.sativus 'black knight'

分類: 一年草


寒さ: 強い
暑さ: 暑さで枯れる
花序: 10cm〜15cm(花径:約 0.3cm)
草丈: 1m〜1.5m
花色: 茶(赤紫っぽい)
種まき: 秋蒔き
直まき、ポットまき
発芽温度(16〜18℃)
場所: 日当たりを好む
用土: 普通
用途: 花壇、鉢植え、切花、ドライフラワー
花言葉: 幼い夢
ブラックレースフラワーは初夏に花を咲かせる一年草の草花です。暗いシックな赤紫の小花が沢山咲き、大きな花序がレースのように見えます。野良ニンジンの変種で、根の姿は黒色の人参をしています。用途は食用ではなく花の観賞や切り花にして育てられています。食用の黒いニンジンは紫人参、黒人参という名前で種が売られている事があります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 種まき
肥料 肥料 肥料
ブラックレースフラワー ブラックレースフラワー
ブラックレースフラワーの葉
ブラックレースフラワーの根

ブラックレースフラワーの育て方

育てるポイント

種や苗が売られている事もあります。日当りを好み丈夫で育てやすいです。肥沃な所では草丈が高くなり過ぎるので、肥料は控え目にした方が良いです。種蒔きは容易ですが、好光性種子という、種が深く土に埋まると発芽が揃わないです。

種まき

春まき、秋まきする事ができます。暖地では秋の9月下旬から10月頃に行った方が、生育期間が長いので大きく育ちます。方法は移植を嫌うので、直まきポットまきするとよいです。覆土はしないかごく薄く、数粒ずつ蒔いて芽が出たら、元気なのを一つ残して間引きします。庭では30cm〜40cmぐらいの間隔をあけて蒔きます。

植え付け

庭では日当りの良い所に、水はけが悪いようなら腐葉土を、堆肥と化成肥料を控えめに混ぜ込んで植え付けます。間隔は30cm〜40cmぐらいと広めに定植します。鉢植えは大き目の鉢に、用土は市販されている花の培養土、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など標準的な好みに配合した土でよいです。
12月上旬 1月下旬 5月下旬
ポット苗(ブラックレースフラワー)
ポット苗
庭で越冬中(ブラックレースフラワー)
庭で越冬中
開花前(ブラックレースフラワー)
開花前

場所

日当たりのよい所で育てます。冬の寒さには強く、暖地では特に霜よけせずに越冬します。暖地では夏になると暑さで枯れますが、涼しい地域では秋まで咲きます。

水やり

庭では植えつけ後しばらく乾かし過ぎないよう注意しますが、その後は通常は必要なく、雨が降らず乾きすぎるようなら与えるぐらいでよいです。 鉢植えは鉢土の表面が乾けば与えます。

肥料

痩せ地では草丈が低く、肥えた所では草丈が高くなります。庭では堆肥と化成肥料をを控えめに混ぜて植えつけるだけでよいと思います。もし大きく育てたい場合は、春に化成肥料などを追肥するとよいです。 鉢植えでは秋と春に、緩効性の化成肥料などを、控えめに置き肥するぐらいでよいです。

支柱

草丈が高くなって雨の重みで傾いてしまう事があります。支柱でしっかりと支えておくとよいです。
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