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ハエマンサス・ムルティフローラ

別名:スカドクサス・ムルティフローラ、センコウハナビ、フットボールリリー
科・属名:ヒガンバナ科・スカドクサス属/原産地:南アフリカ/学名:Scadoxus multiflorus(旧Haemanthus multiflorus)

分類: 球根植物


寒さ: 弱い(葉が枯れる)
暑さ: 強い
草丈: 20cm〜50cm
花序: 約 20cm
花色:
場所: 半日蔭、冬は室内
肥料: 普通
増やし方: 分球
用土: 水はけのよい土
用途: 鉢植え
ハエマンサス・ムルティフローラは、初夏に鮮やかな赤い大きな花を咲かせるヒガンバナ科の球根植物です。以前はマユハケオモトと同じハエマンサス属に分類されていましたが、性質が異なるため現在ではスカドクサス属に分類されています。正式な学名はスカドクサス・ムルティフローラになります。ムルティフローラは、特に大きな花を咲かせることからフットボールリリー とも呼ばれ、観賞用として人気があります。栽培は、日当たりの良い場所で行うとよく育ちますが、直射日光が強すぎると葉焼けを起こすことがあるので、半日陰が理想的です。温暖な気候を好み、寒さに弱いため、冬は室内に取り込むか、霜の当たらない軒下に置くと良いです。水やりは、生育期には土が乾いたらたっぷりと与え、休眠期には水やりを控えます。肥料は春から秋の生育期に定期的に与え、特に開花前後に追肥をすると良い結果が得られます。冬には葉が枯れ、休眠に入ります。この時期、水やりを控えて完全に水を切り、鉢植えのまま休眠させることができます。また、休眠中でも温度が高すぎる場所に置くと、球根が腐る原因になるので、涼しく乾燥した場所で保管することが大切です。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 室内(5度以上) 日向〜半日蔭 半日蔭 日向〜半日蔭 室内(5度以上)
植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
分球 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 断水(休眠) 鉢土の表面が乾けば与える(過湿を嫌う) 断水(休眠)
ハエマンサス・ムルティフローラ ハエマンサス・ムルティフローラ
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