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ハナキリン (花麒麟)

科・属名:トウダイグサ科・ユーフォルビア属/原産地:マダガスカル/学名:Euphorbia milii

分類: 常緑低木(多肉植物)


寒さ: 弱い
暑さ: 強い
草丈: 20cm〜120cm
花径: 約 1cm
花色: ピンク、赤、橙色、白、黄色
増やし方: 挿し木
場所: 日当たりを好む。冬は室内へ。
花言葉: 独立
ハナキリンの茎は鋭い刺で覆われています。一見全てが花に見えますが、花は中心部だけで外側は苞だそうです。熱帯の植物ですが、寒さに比較的強く、暖地では秋遅くまで花が咲きます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 室内の日向(5度以上) 日向 室内の日向
植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
剪定 剪定
肥料 肥料
鉢の水やり 月に1、2回 控えめ 鉢土の表面が白く乾けば 控えめ 月に1、2回

ハナキリン
6月下旬、植物園

ハナキリンのアップ
3月下旬、植物園

ハナキリンの全体
12月下旬、植物園

寄せ植えのハナキリン
11月中旬、自宅の鉢植え

ハナキリンの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよいところで育てます。冬は熱帯の植物であまり強くないので、室内の5度以上の日当たりのよいところで育てます。比較的寒さには強く、日当たりがよく暖かい場所では冬でも花を咲かせます。

水やり

多肉植物なので多湿を嫌い、乾燥には強いです。夏は鉢土の表面が白く乾けば与え、春と秋は鉢土の表面が白く乾いてさらに2、3日してから与えます。花キリンは多湿を嫌いますが、生育期の極端な水切れは葉がしおれてくるので、あまり長く乾燥させ続けないよう注意してください。冬は1カ月に1、2回ぐらい水を与えるぐらにして乾燥気味にして越冬させます。冬の水の与えすぎは根腐れの原因になるので注意してください。

植え替え

2年以上植え替えていないもの、鉢底から根が出て根詰まりしているようなら植え替えます。植え替えの時期は春の4月から5月頃に行います。用土は多肉植物の用土、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土2、パーライト2などで植え替えます。根鉢を3分の1ほど軽く壊して一回り大きな鉢に植え替えます。

肥料

肥料はあまり多く必要としません。緩効性の化成肥料や液体肥料を4月から7月頃まで与えるぐらいでかまいません。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

切り戻し

枝が伸びすぎて樹形が乱れたら、適度な長さに切り戻します。時期は4月から5月頃に行います。切り戻した先は挿し木に利用できます。花キリンは枝を切ると白い樹液が出ます。この白い樹液には毒があるので、かぶれやすい人はゴム手ぶろをしておくとよいです。別に大丈夫な人は手に付いたら、口、目に入らないよう洗えばよいです。

増やし方

挿し木

挿し木で増やす事ができます。時期は5月から6月頃が理想的ですが、秋の8月頃まで行えます。、長さ8cmぐらいの挿し穂を用意して、用土に埋める所の葉をとっておきます。1時間ぐらい水揚げして樹液を出してから、鹿沼土、赤玉土(小粒)など挿します。2か月もしたら発根しているので定植します。その他は挿し木のページを参考にしてください。
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