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ヘメロカリス

別名:デイリリー
科・属名:ワスレグサ科・ワスレグサ属/原産地:東アジア/学名:Hemerocallis

分類: 宿根多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 60cm〜80cm
花径: 5cm〜20cm
花色: 赤、黄色、橙色、ピンクなど
増やし方: 株分け(植え付け時期)
場所: 日向から半日陰
用途: 花壇、鉢植え
花言葉: 宣言、媚態
通販店: 楽天市場にあり
ヘメロカリスは初夏に花を咲かせる宿根多年草の草花です。花がユリのような姿をして人気があり、朝に咲いて夕方にしぼむ一日花で英名でデイリリーとも呼ばれています。数千種類の園芸品種があり、花の大きさは10cmから15cmぐらいが多いですが、中には20cmぐらいの大輪の花を咲かせる品種もあります。蕾が多い事から花は次から次へと咲き続け、切り花にすると1日しか持ちませんが、持っている蕾の花が咲きます。一時はユリの仲間として扱われていましたら、球根植物ではない冬に葉が枯れる多年草植物です。一度庭に植えおくと何もせずに自然と花を咲かせよく増えます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向〜半日蔭
植え付け 植え付け 植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
株分け 株分け 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える 控えめ
へメロカリス へメロカリス
へメロカリス へメロカリス

へメロカリスの育て方

場所

日当たりのよい所でよく花が咲きます。耐陰性があるので午前中の日光が当たるような半日陰でも花が咲きます。宿根草なので秋を過ぎて寒くなってくると葉は枯れますが、春になって暖かくなると芽を出します。
冬は葉が枯れて越冬(ヘメロカリス)
冬は葉が枯れて越冬
春に芽を吹く(ヘメロカリス)
春に芽を吹く

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が白く乾けば与えればよいです。花壇では植え付け後はしばらく乾かしすぎないよう注意しますが、その後は自然の雨だけで枯れる事はないです。ですが、あまり雨が降らなず乾き過ぎるようなら与えた方が良いです。

肥料

鉢植えでは春から秋に緩効性の化成肥料を置き肥します。庭では春と秋に化成肥料を与えるぐらいで育ちます。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

植え付け

春の3月から4月頃、秋の9月から10月中旬頃に植え付けることができます。鉢植えでは6号鉢に一株を目安に、用土は普通の花の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいでかまいません。花壇では苦土石灰、腐葉土、堆肥などを混ぜ込んで40cmぐらいの間隔を開けて植え付けます。

植え替え

鉢植えでは2、3年を目安に根詰まりしているようなら行います。時期は春の3月頃、秋の9月から10月中旬頃も行えます。植え替えは二回り大きな鉢に植え替えるか、鉢を大きくしたくない場合は株分けをして植え替えます。用土は普通の花の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいでよいです。花壇でも4、5年すると株が増えて混み合ってしまうので、株分けをして植え替えるとよいです。その他は花の植え替えのページを参考にしてください。

株分け

やり方は容易で、適当な塊に切り分けるとよいです。

その他の管理

花が咲き終わったら茎を元から切り取ります。冬に近づくと葉が枯れて見苦しくなるので取り除いておくとよいです。
花弁についたアブラムシ(ヘメロカリス)
花弁についたアブラムシ
病気には強いですが、アブラムシが花、花茎、蕾に発生する事があるので、見つけたらスミチオンなどの殺虫剤を散布して駆除します。その他は花の病気や害虫のページを参考にしてください。
関連リンク