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ヒメノボタン (姫野牡丹)

別名:ヘテロセントロン(ヘテロケントロン)・エレガンス
科・属名:ノボタン科・ヘテロセントロン属/原産地:メキシコ/学名:Heterocentron elegans

分類: 多年草


寒さ: 弱い(3℃以上)
暑さ: 強い
草丈: 5cm〜10cm
花径: 約 2cm
花色:
増やし方: 挿し芽
場所: 日当たりを好む(夏は半日蔭)、冬は室内へ
用途: 鉢植え、吊り鉢
阿蘇に生息するヒメノボタンとは異なり、こちらは熱帯のつる性植物です。枝が這うように伸びるので吊り鉢などに植えられ売られています。とても水を好み、水切れすると嫌うので注意してください。シコンノボタンと近い仲間で花が似ていますが、花の大きさは2cmぐらいと小さく、こちらの方が耐寒性に弱いです。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 室内の日向(5℃以上) 日向 半日蔭 日向 室内の日向(5℃以上)
植え替え 花後
株分け 花後
挿し芽 挿し芽
切り戻し 花後 切り戻し
肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いたら 鉢土の表面が乾く前に与える 表面が乾いたら

ヒメノボタン
5月上旬、自宅の鉢植え

ヒメノボタンの全体
5月上旬、自宅の鉢植え

ヒメノボタンの育て方

場所

日向を好むので、日当たりのよい場所で育てますが、夏の強い日差しは嫌うので、午前中の日差しの弱い時間に当てるぐらいか、吊り鉢なら木の下の木漏れ日が当たるような所に下げてもよいです。冬の耐寒性は強くないので、室内の5度以上で明るい場所に置いて育てます。

水やり

とても水を好むので、生育期の春から秋は鉢土の表面が乾く前に与えます。水切れすると枯れてしまうので注意してください。生育期は受け皿に水を貯めて腰水栽培すると楽に育てられます。下のは木に吊していたものを水切れさせたものです。茎が生きていれば、刈り込めばまた葉が茂ってきます。秋が深まってきたら腰水栽培はやめ、徐々に水やりを少なくして、冬は鉢土の表面が乾いてから与えます。
5月下旬 7月上旬

水切れで葉が枯れた

刈り込んだ

葉が茂った

植え替え


時期は花後の6月頃に行うとよいと思います。根がよく張るので一回り大きな鉢へ植え替えるか株分けして植え替えます。用土は赤玉土5、腐葉土4、ピートモス1ぐらいでよいと思います。

肥料

肥料は普通です。春の3月から10月頃まで、緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を定期的に与えます。

増やし方

株分け

株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

挿し芽

挿し芽で増やす事ができます。時期は5月から6月頃に行うとよいと思います。その他は挿し木のページを参考にしてください。

切り戻し

花後の初夏頃や秋の9月中旬から10月上旬頃に延びすぎて乱れた蔓を適度な長さに切り戻します。
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