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ベロニカ

別名:ヴェロニカ
科・属名:オオバコ科・ベロニカ属/原産地:世界の温帯(主に北半球)/学名:Veronica

分類: 宿根多年草、一年草タイプ


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 5cm(這性種)〜100cm(直立種)
花径: 0.5cm〜1cm、(直立種の花穂は10cm〜30cm)
花色: 紫、桃色、白、赤
増やし方: 株分け、挿し木
場所: 日当たりを好む(夏の西日は避ける)
用途: 花壇、鉢植え、切り花(直立種)、グランドカバー(這性種)
花言葉: 堅固、人のよさ、忠実、女性の貞節、名誉
通販店: 楽天市場にあり
オオバコ科のベロニカはとても多くの種類がある草花です。世界に数百種類があり主に北半球に分布しています。主に直立種と這性種の2タイプがあり、一年草と多年草があります。花色は青色が多いですが、白、桃色、赤をしたのもあります。花の咲く時期は種類によって異なり、主に春咲きと夏咲きが中心で、秋咲きもあります。日本に自生している種類では、一年草で早春から開花する這性種のオオイヌノフグリ(V.persica)、秋に開花する直立種のトウテイラン(V.ornata)があります。オオイヌノフグリなど雑草として扱われる種類も多いですが、園芸用に育てられる種類は、鮮やかな花色をしています。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 種類によって異なる(春咲き、夏咲き) 秋咲きの種類
場所 日向(夏の西日は避ける)
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し木 挿し木
切り戻し 花後
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が白く乾いたら与える 控えめ
ベロニカ
ベロニカ
ベロニカ(直立種)
ベロニカ(直立種)
ベロニカ(這性種)
ベロニカ(這性種)
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ

ベロニカの育て方

場所

日当たりのよい所を好みますが、鉢植えでは真夏は日差しが強すぎるので、強い西日を避けた風通しのよい所に置きます。冬の耐寒性は強く、地上部を枯らせて宿根して越冬します。初春頃になると新芽を吹いてきます。

水やり

鉢植えは年間を通じて鉢土の表面が白く乾いてから与えます。真夏はよく乾くので乾か過ぎないように注意してください。庭植えでは植えてから根付くまで乾かし過ぎないように注意しますが、その後は自然の雨だけで育ちます。

植え付け

春に苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。鉢植えの用土は普通の花の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など、自分好みの標準的な土を利用するとよいです。庭では夏の西日を避けた所に、苦土石灰、完熟牛糞、化成肥料を混ぜ込んで植え付けます。

植え替え


植え替え後(3月)
鉢植えでは、毎年植え替えた方がよい花が咲きます。根鉢の周りを3分の1ほど壊して一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けをして同じ鉢に植え替えます。時期は春の芽を吹く3月頃に行うのがよいと思います。庭では数年して株がに込み入るようなら株分けを兼ねて植え替えます。用土は植え付けの項目と同じです。

肥料

肥料は多く必要ありません。鉢植えは春の3月から6月頃、秋の9月から10月中旬頃に緩効性の化成肥料を置き肥するぐらいでよいです。庭では春と秋に1回ずつ控え目に与えるぐらいでよいです。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

花茎切り、切り戻し

花茎に咲いている花が痛んできたら、次の蕾にもよい花を咲かせるよう花茎を切り取ります。全体的に花が咲き終わったら、全体的に切り戻しておきます。

増やし方

株分け

株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

挿し木

挿し木でも増やす事ができます。時期は5月から6月頃に行うとよいと思います。その他は挿し木のページを参考にしてください。
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