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カンパニュラ・メディウム

別名:ツリガネソウ(釣鐘草)、フウリンソウ(風鈴草)
科・属名:キキョウ科・カンパヌラ属/原産地:南ヨーロッパ/学名:Campanula medium

分類: 二年草


寒さ: 強い
暑さ: やや弱い
草丈: 60cm〜100cm
花径: 4cm〜5cm
花色: 青、紫、ピンク、白など
場所: 日向を好むが夏は半日蔭
種まき: 春まき
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まき
用途: 鉢植え、花壇、切り花
花言葉: 感謝、誠実
釣鐘のような花を咲かせるので、ツリガネソウやフウリンソウと呼ばれています。カンパニュラの仲間は300種ほどがあり、メディウムは一番ポピュラーな種類です。二年草で春に種まきすると、翌年の開花になります。5度以下の低温に当たって花芽ができる性質があるのですが、チャンピオンシリーズなど、低温に当たらなくても開花する種類があります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
置き場 日向(霜よけ) 日向 風通しのよい半日蔭 日向 日向
種まき 種まき 仮植え 定植
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える(過湿・乾燥とも嫌う)

カンパニュラ・メディウム
5月下旬、植物園

カンパニュラ・メディウム(ピンク)
5月下旬、植物園

カンパニュラ・メディウム(水色)
5月上旬、植物園

カンパニュラ・メディウム(紫色)
5月上旬、植物園

カンパニュラ・メディウムの育て方

場所

夏を除いて日当たりのよい所で育てます。夏の高温多湿を嫌うので、梅雨の長雨は避け、夏は風通しの良い半日陰で育てます。夏の花壇では、50%ぐらいの遮光ネットを利用するとよいです。冬の寒さには強く、暖地では戸外で越冬します。

種まき

種まきの時期は春の4月中旬から5月頃に行うとよいと思います。冬の低温に当たって花芽ができるので、開花は翌年の春になります。方法は箱まきで行えばよいと思います。本葉が2、3枚になったら9cmポットに仮植えして、夏を風通しのよい半日陰で越させます。秋になって涼しくなったら定植します。

植え付け

苗が売られている事があるので入手したら植えつけます。鉢植えの用土は赤玉土5、腐葉土3、パーライト2などに植えつけます。庭では日当たりのよい所に、元肥に牛糞などを、弱アルカリ性土壌を好むので苦土石灰、水はけが悪い場合は腐葉土などを混ぜて30cmぐらいの間隔で植えつけます。

水やり

夏時期の過湿を嫌うので注意します。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。庭では植えつけ後、しばらく乾かしすぎないように注意しますが、その後は雨が降らずに、乾きすぎるようなら与えるぐらいでかまいません。

肥料

春と秋の間、鉢植えでは緩効性の化成肥料または花の液体肥料を定期的に与えます。

支柱

草丈が高くなって倒れる事があるので、支柱で支えておきます。
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