トップギボウシ(ホスタ) 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

ギボウシ

別名:ホスタ
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科・属名:ユリ科・ギボウシ属/原産地:日本、朝鮮半島、中国/学名:Hosta

分類: 耐寒性宿根多年草


開花時期: 7月〜9月(種類によって異なる)
観賞時期: 5月〜11月
草丈: 30cm〜50cm
花茎: 30cm〜100cm
花径: 2cm〜3cm
花色: 白、薄紫
種まき: 採り蒔き
植え替え:
増やし方: 株分け
場所: 半日陰
用途: 庭植え、鉢植え、グランドカバー
花言葉: 心の落ち着き、沈静
通販店: 楽天市場にあり
ギボウシは花を楽しむと言うより、葉を楽しむカラーリーフのような植物です。多くは日本に分布しており、ヨーロッパやアメリカで庭植えの観葉植物としても人気があり、ホスタと言う別名もあります。いろいろな葉の形や模様をした品種や園芸品種があり、開花は種類によって多少異なりますが、主に夏に花を咲かせる種類が多く、タマノカンザシ系という種類は夜開性で芳香のある花を咲かせるものもあります。ギボウシの花は一日で萎れる一日花で、下から上へと次々に花を咲かせます。冬は地上部の葉が枯れて越冬する宿根草で、育てるのは明るい日陰を好むので、そういった場所で育てれば、比較的育てやすい植物です。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
種類による
葉の観賞
葉の観賞
場所
日向 半日陰 日向
植え替え
植え替え 植え替え
株分け
株分け 株分け
肥料
肥料 肥料
鉢の水やり
控えめ 鉢土の表面が乾いたら与える 控えめ


7月上旬、自宅の庭

5月中旬、公園

7月中旬、自宅の庭

5月中旬、公園

ギボウシの育て方

ギボウシの主な種類

日本を中心に、中国、朝鮮半島に一部が自生しています。種類はとても多く野生種が40種類ぐらい、そのうち20種ぐらいは斑入り、アメリカなどで改良された園芸品種を合わせると100種類以上あるそうです。

株の大きさ

大型系は70cmから100pぐらい、中型系は30cmから60cmぐらい、小型系は15cmから25cmとコンパクトです。

葉の色や模様

ブルー系は葉が青っぽく葉に凹凸があるものが多く、ゴールド系は黄色っぽく、グリーン系は緑色、斑入り系は覆輪班、中班、散班などがあり、黄斑や白斑があります。
  
ブルー系

斑入り系

その他

オオバギボウシ系 葉が中型から大型の種類で7月頃に開花。ウルイ、ギンボとも呼ばれ葉柄が食用にされます。
タマノカンザシ系 純白色の芳香のある花を夜から朝に咲かす種類で8月頃に開花。
イワギボウシ系 岩場や樹上に生息する種類で8月から9月頃に開花。
コバギボウシ系 草原や湿原に生息する種類で8月頃に開花。
ミズギボウシ系 湿地に分布する保水性のよい所を好む種類で8月頃に開花。

宿根草

冬は地上部の葉が枯れて宿根して越冬します。春の3月下旬から4月上旬頃になると新芽出てきて葉を茂らせ、夏頃から花を咲かせ秋に実を成らせます。晩秋になって気温が下がると葉は枯れて根だけで越冬します。

4月中旬

5月上旬

11月下旬

場所

木漏れ日の当たるような半日陰を好み、夏の強い日差しに当たると葉が焼けて黄色くなりやすいです。風通しのよい落葉樹の下に植え付けたり、鉢植えでは木の下の木漏れ日が当たるような所に置くとよいとよいです。そういった場所がない場合は、午前中のやわらかい日差しが当たるぐらいの場所で育てます。鉢植えでは遮光ネットを利用してもよく、春から初夏は30%ぐらい、夏は50%ぐらいのを利用してもよいです。

タイプによる日照の違い

ブルー系は日に当たり過ぎたり、強い雨で青みが剥げてが緑色になりやすいです。グリーン系は葉が焼け難く、対照的に斑入りは焼けやすいです。ゴールド系は緩やかな日光に当たると葉色がよく成りますが、強い日差しは葉が焼けるので注意してください。

植え付け

春から夏頃に苗が出回っているので、苗が手に入ればいつでも行えます。花壇では腐葉土と牛糞などを混ぜて植えつけます。鉢植えの用土はでは、観葉植物の培養土を使ったり自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など普通でかまいません。

植え替え

鉢植えでは2年に1回を目安に、根詰まりしているようなら毎年植え替えるとよいです。時期は葉のない時期に行うのが理想的なので、厳寒期を除いた12月、2月から3月頃に行うとよいです。大きくしたい場合は一回り大きな鉢に、株分けできるものは2、3芽以上つけて分けます。用土は植え付けの用土と同じです。

ネコブセンチュウのチェック

植え替えの時に根にコブができるネコブセンチュウが発生していないかチェックしておいた方がよいです。発生すると枯れはしないのですが生育が悪くなってしまいます。発生している根は取り除き、土に問題があるので全て新しいものと交換します。古土は処分するか消毒するようにします。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。夏は乾かし過ぎて水切れさせないように注意して、冬の葉のない時期は控えめにします。ミズギボウシの場合は水を好むので、生育期の水切れには注意してください。花壇では植え付け後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、根付いてからはあまり雨が降らなず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。

肥料

鉢植えでは生育期に緩効性の化成肥料などを置き肥したり、緩効性の元肥などを混ぜ込んで植え付けます。花壇では骨粉入りの固形油粕などを春に与えるぐらいでかまいません。その後の追肥は大きくしたい場合に与ればよいです。その他は花の肥料のページを参考にしてください。

花茎切り

花が咲き終わった茎は、種を採る場合を除いて根本から切り取ります。

枯葉取り

秋が深まって葉が枯れたら、病気の予防のため取り除いておくとよいです。

増やし方

株分け

株分けは植え替えの時期に2、3芽以上つけて、刃物や手で株分けします。切り口は病気が入らないよう消毒するとよいです。

種まき

種まきでも増やす事が出来ます。秋になって自然に交雑した種を蒔いても観賞価値が低いものができやすいので、虫が入らないよう防虫ネットなどで保護して意図的に別の品種と人工授粉される事が多いです。単に増やしたい場合は株分けが容易なので、種まきは楽しみでやってみるのもよいと思います。発芽するまでは30日から40日ぐらいで、時期は採り蒔きして冬をフレーム内で越冬させたり、発芽率は下がりますが春の2月から3月頃に蒔いてもよいです。花が咲くまでは3年ぐらいかかるようです。

病気や害虫など

ヨトウムシ

葉が食害される事があります。夜は土の中に隠れて見つけ難いので、株元にオルトラン粒剤を撒いておくと効果があります。

ウイルス病

病気には強くあまり心配いりませんが、葉が縮れたようになって感染してしまう事があります。効果のある薬剤はないので、他のに移らないよう抜き取って焼却処分します。アブラムシが葉汁を吸引して媒介するので、見つけたら早めに殺虫剤を散布しておきます。

斑が無くなる

一部の葉に斑が無くなる、先祖返りという原種に戻ってしまう事があります。放置すると全体的に斑が無くなってしまう事があるので、その芽だけを元から取り除くとよいです。
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