分類: |
常緑多肉植物 |
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寒さ: |
やや弱い |
暑さ: |
強い |
草丈: |
20cm〜40cm |
花径: |
約 1cm |
花色: |
赤、桃色、黄色、白、橙色、紫など |
増やし方: |
挿し木 |
場所: |
日当たりを好む。冬は室内へ。 |
用途: |
鉢植え、寄せ植え |
花言葉: |
あなたを守る、おおらかな心 |
カランコエは冬から春に美しい花を咲かせます。種類は主にお店で見かける下のようなブロッスフェルディアナ系の種類で秋から春にお店で見かけます。他にベルのような花が咲く種類で冬から春にお店で見かけるマンギニー系などのカランコエもあります。日が短くなると花を咲かせる性質があるので、お店では短日処理された開花株が秋から冬にかけて売られていていまが、家庭では早春から春頃に花を咲かせます。 |
作業カレンダー(暖地基準) |
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
開花時期 |
開花 |
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開花 |
場所 |
室内の日向 |
日向(長雨は避ける) |
半日蔭 |
日向 |
室内 |
短日条件 |
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電灯の当たらない所 |
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植え替え |
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植え替え(花後) |
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挿し木 |
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挿し木 |
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剪定 |
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剪定 |
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肥料 |
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肥料 |
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肥料 |
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鉢の水やり |
控えめ |
鉢土の表面が白く乾けば与える |
控えめ |
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カランコエ(桃色)
11月下旬、自宅の鉢植え |
カランコエ(オレンジと赤)
1月下旬、植物園 |
カランコエ(カルパーウェンディ)
2月上旬(温室)、植物園 |
カランコエの八重咲き(ピンク)
1月下旬、自宅の鉢植え |
カランコエの全体
1月中旬、自宅の鉢植え |
カランコエの八重咲き(黄色)
1月下旬、植物園 |
カランコエ(橙色)
2月下旬、植物園 |
沢山のカランコエ
2月下旬、植物園 |
カランコエの育て方
開花株の管理
耐寒性はあまり強くなりので、室内の最低温度3度以上を保てる日当たりの良い所で育てます。よく見かけるブロッスフェルディアナ系は半日ぐらいの日光でもよく花を咲かせますが、ベルのような花を咲かせる種類は日当たりのよい所を好みます。水やりは鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与え、肥料はあまり必要としないので、1ヶ月に1回液体肥料を与えればよいです。開花株を購入した場合など早くから花が咲いてたブロッスフェルディアナ系のカランコエは、12月から2月頃に花が終わりかけたら花序を切り取ると、種類によっては春にもう一度花を咲かせる事があります。
場所
日当たりのよい戸外で育てますが。真夏の日差しは強すぎるので、午前中の柔らかい日光に当てるぐらいにします。秋の最低気温が10度を下回ってきたら室内の明るい場所に置き、冬は最低温度5度以上の日が当たる所で育てます。春の最低気温が10度以上になったら戸外の日当たりのよい遅霜の当たらない軒下に置きます。秋の花芽分化期には下のような短日条件にならないと花芽ができません。
短日処理
カランコエは短日条件で花芽がつく習性があります。よく見かけるブロッスフェルディアナ系は8月から9月頃まで、ベルのような花を咲かす種類は10月から11月頃までの間は電灯などの光が当たらない場所で育て短日条件にします。春から秋の間は電灯の光などの届かない場所で育てれば、意識しなくても自然に花芽が付きます。そのような場所がない場合は、花芽分化期は夕方5時頃から翌日の朝8時ぐらいまで段ボールなどをかぶせるようにします。ベルのような花を咲かせる種類は、短日条件と15度以下の低温に当てないと花芽ができないので、最低気温が10度を下回ってきたら室内に入れればよいと思います。
水やり
カランコエは乾燥地帯に生息している植物で、やや多湿を嫌います。春から秋の間の成長期は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。梅雨時期などの長雨にはあまり当てない方が安全です。冬は鉢土の表面が乾いてから2、3日して与えます。カランコエは葉が多肉質で乾燥には強く、多湿にはやや弱いので水の与え過ぎには注意してください。
肥料
春と秋の間に暖効性の化成肥料や花用の液体肥料などを定期的に与えます。開花中は月に1回ぐらい薄めの液体肥料を与えるだけでかまいません。その他は花の肥料を参考にしてください。
植え付け
秋から春に苗が売られているので、購入したら植え付けます。多肉植物にしては比較的水を好む方なので、花の培養土などでかまいません。あればパーライト2割ぐらい混ぜると水はけと通気性がよくなってよいと思います。自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土4、パーライト1などです。
植え替え
カランコエは根がよく張るので毎年花後の4月から5頃に植え替えます。根鉢を3分の1から2分の1ぐらい壊して同じ大きさの鉢か一回り大きな鉢に植え替えます。用土は植え付け用土と同じです。
摘心、剪定
枝分かれさせて花を多く咲かせるために、開花後の植え替えと同時に摘心します。よく見かけるブロッスフェルディアナ系の種類は3、4節ほど残して摘心、ベルのような花を咲かせる茎が蔓のように長く伸びる種類は長さ5cmから10cmぐらいを残して摘心します。摘心したものは挿し木に利用できます。 |
4月下旬 |
増やし方
挿し木
4月下旬 |
12月上旬(花芽) |
カランコエは庭に直接挿しても付くぐらい付きやすく、簡単に増やす事ができます。
時期は気温が高ければいつでも行えます。長さ2、3節ぐらいの挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取り、その節が土に埋まるように挿します。用土は挿し木用の用土やパーライト7、ピートモス3ぐらいの用土などに挿します。その後は鉢土が乾いてきたら水を与えるぐらいとやや乾燥気味に水を与えて、明るい日陰で管理します。1ヶ月ぐらいした発根するので鉢に植えつけて、枝数を増やすように先を摘心して緩効性の化成肥料などを置き肥しておきます。下は九州の大分市で3月に花用の土に挿して1ヶ月ぐらいしたもので、その年には花芽がついて翌年の春までには開花します。カランコエは3年ぐらいすると大きくなって株が乱れるので、毎年挿し木をして苗を作り直した方がよいと思います。その他は挿し木のページを参考にしてください。
花がら摘み
咲き終わった花は切り取って、次もよい花を咲かせるようにします。
病気や害虫
アブラムシ
アブラムシが発生する事があります。発生した場合はスミチオンなどを戸外で散布して駆除します。
うどんこ病
うどんこ病が発生する事があります。発生した場合はトップジンM水和剤などを戸外で散布します。
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