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ケイトウ (鶏頭) |
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科・属名:ヒユ科・ケイトウ属/原産地:インド、東南アジア/学名:Celosia spp. |
いろいろな花房ケイトウの仲間は60種類ぐらいがあって、その中の主に(Celosia argentea)というのが元になっていろいろな品種があるようです。花房の形がいろいろで、鶏のトサカのようなもの、 細長い形をしたもの、鶏の羽毛のようなのが伸びたのなどがあります。草丈が高い切り花に向いた品種から草丈の低い鉢植えに向いた品種、葉色も緑色と茶色をしたのがあります。トサカケイトウ昔からある品種で、鶏のトサカのような花房をしています。草丈は高いものから低いのがあり、代表的な久留米ケイトウは花房が半球状で切り花用に改良された品種です。
羽毛ケイトウ花房は鶏の羽毛が横からフワフワと伸びている感じに見えます。草丈が60cmぐらいの切り花に向いた品種は花束やアレジメントの素材として好まれます。他に草丈が40cmぐらいの矮性、草丈が15cmぐらいと小さい鉢植えに向いた極矮性もあります。
ノゲイトウ原種に近く葉が細くて草丈が1mぐらいになものが多いです。花房は細長くて分岐が多く、沢山の花が咲きます。切り花もよいし、ドライフラワーも簡単にできます。強健でこぼれ種でもよく発芽します。
ケイトウの育て方よい花を咲かせるうまく育つと夏から秋にかけて次々と花を咲かせ続けます。日当たりがよい事がとても大切ですが、根を傷めない事も大切です。ケイトウは苗の植え付けなどで根が傷むと、大きく育つ前に花が咲いて、長く咲き続けないまま終わってしまう事があります。また肥料が多過ぎると葉が大きくなり花が貧弱になるので与え過ぎないようにします。苗の植え付け春から初夏にポット苗が売られている事があります。根が詰まって植えると、その後の生育が悪くなる事が多いので、できるだけ早く植えた方が良いです。間隔は矮性で15cmから20cmぐらい、中高性は25cmから30cmぐらいです。庭植え
鉢植え鉢植えの用土は花の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など、自分好みの標準的な土でよいです。種まきする発芽する温度が25度ぐらいと高いので、蒔く時期が早くならないようにします。暖地では4月中旬から5月中頃が種まきに適しだ時期になります。根を傷めるとよい花が咲かなくなるので、移植をしない方法のポットまきか直まきするとよいです。ポットまき
直まき種を蒔く2週間ぐらい前、日当たりが良い所に完熟牛糞などの堆肥、痩せているようなら控えめに化成肥料を混ぜて耕しておきます。矮性では15cmから20cm間隔に、中高性は25cmから30cm間隔になるよう、1か所に5、6粒ぐらいぐらい蒔いて浅く覆土します。土を乾かさないように水やりして、芽が出てきたら元気なのを一つ残して間引きします。箱まき、こぼれ種の移植
肥料痩せ地でも育ち、肥料が多いと葉が大きくなり花が貧弱になってしまいます。鉢植えは緩効性の化成肥料を秋まで控えめに置き肥したり、月に2回ぐらい液体肥料を与えるとよいです。花壇では堆肥や化成肥料を混ぜて植え付ければ、その後は花の色が悪くなったら控えめに追肥するぐらいでよいです。その他は花の肥料を参考にしてください。豆知識肥料三要素の中の加里が多めでよい花が咲き、窒素が多過ぎると葉ばかりが茂ってよい花が咲かなくなります。窒素、リン1に対して加里が3あるとよい花が咲くそうです。加里だけの肥料が入手できれば、それを多めに与えるとよいです。水やり鉢植えは鉢土の表面が白くなったら与えます。夏は強い日差しで乾きが早いので毎日の水やりになります。花壇では種まき後や植え付け後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、ある程度大きく育ってからは雨が降らず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。その他は花の水やりを参考にしてください。倒れないように支柱を草丈が高い品種は花の重みで傾いたり、強風や雨で倒れる事があるので、支柱で支えておくとよいです。花がら摘み
農薬の散布アブラムシ、ヨトウムシが発生する事があるので、見つけたら対応した殺虫剤を散布しておきます。オルトラン粒剤を株元にまくと予防する効果があります。またハダニに汁を吸われると葉が白くなり生育が悪くなるので、見つけたら殺ダニ剤で駆除します。 |
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