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キセランセマム

別名:トキワバナ(常磐花)
科・属名:キク科・キセランセマム属/原産地:ヨーロッパ南部/学名:Xeranthemum annuum

分類: 一年草


寒さ: 強い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 60cm〜80cm
花径: 約 3cm
花色: ピンク、白など
種まき: 春まき、秋まき
発芽温度(15度〜20度)
箱まき
植え付け: 秋、春
場所: 日当たりを好む、多湿を嫌う
用途: 花壇、鉢植え、切り花、ドライフラワー
キセランセマムは春まき又は秋まきの一年草です。草丈は60〜80cmぐらいので3cmぐらいの花を沢山付けます。花びらはカサカサとしており、切り花の他にドライフラワーにも向いています。2回種を蒔いて育てた事があります。1回目は春に種を蒔いて、用土が悪かったのかあまり育ちがよくなかったです。2回目は秋に種を蒔いてパーライトを混ぜて植えると少しはましな花を咲かせましたが、それでもあまり上手に花を咲かせられませんでした。やや過湿を嫌うので、湿った状態が長く続くといけないです。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(霜よけ) 日向(霜よけ)
種まき 種まき 種まき
肥料 肥料 元肥
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いてから与える 鉢土の表面が乾いてから

キセランセマム
6月中旬、自宅のプランター

キセランセマム(白)
6月中旬、自宅のプランター

キセランセマム2
6月中旬、自宅のプランター

キセランセマムの全体
6月中旬、自宅のプランター

キセランセマムの育て方

種まき

暖地での春、秋ともに種まきができますが、秋の9月から10月頃に行った方が育てやすいと思います。種まきの方法は箱まきで行えばよいと思います。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。キセランセマムは多湿に弱く砂質土壌を好み、水はけが悪いと根腐れを起こしやすいので、鉢植えの用土は花の良質な培養土にパーライトを2ぐらい混ぜて水はけをよくして植え付るとよいです。花壇の植え付けは水はけのよい所に、苦土石灰、堆肥、腐葉土をよく混ぜ込んで水はけをよくしてから定植します。冬の寒さには比較的強く、暖地では簡単な霜よけで越冬します。下は仮植え抜きでプランターに直接植え付けました。何株か枯れる事があるので、予備にポット苗を数鉢残しておくとよいです。
10月中旬 11月中旬

種まき後

大きくなった

定植した

場所

日当たりのよい所を好むので、日当たりのよい所で育てます。多湿を嫌うので、鉢植えでは長雨を避けた所に置くとよいです。

水やり

鉢植えの場合は鉢土の表面が白く乾いてから与えます。乾燥には比較的強いですが、多湿に弱いので、水の与え過ぎには注意してください。庭では特に必要ないですが、乾き過ぎるようなら与えます。

肥料

あまり多く必要有りません。鉢植えでは化成肥料を置き肥するか、花の液体肥料などを定期的に与えます。 庭では元肥を混ぜて植えつけて、その後は生育を見ながら即効性の化成肥料などを追肥します。

支柱

草丈が高くなると風や雨で倒れる事があるので、支柱で支えておくとよいです。

病気や害虫

病気になる事があるので、殺菌剤を苗の時から散布しておくとよいです。また、アブラムシが着く事もあるので、見つけたら殺虫剤を散布して駆除します。
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