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槙の木(マキノキ)

別名:イヌマキ(犬槙)、ラカンマキ(羅漢槙)
科・属名:マキ科・マキ属/原産地:日本、中国/学名:Podocarpus macrophyllus

分類: 常緑高木〜小高木(種類による)


寒さ: 強い
暑さ: 強い
花期: 5月
実期: 9月〜10月
樹高: 10m〜20m
場所: 日向〜半日蔭
水やり: 庭木(普通)
肥料: 骨粉入り固形油粕など
増やし方: 挿し木、種まき
作業: 剪定・刈り込み
用途: 庭木、生垣
マキノキ(槙の木)は古くから日本の庭園文化に親しまれ、生垣や庭木として広く利用されています。その主な種類としてはイヌマキ(犬槙)とラカンマキ(羅漢槙)があります。イヌマキは常緑高木で、成長が早いのが特徴です。その葉は長さ10cmから15cmほどで細長く光沢があり、樹木として力強い印象を与えます。この性質から、比較的短期間で生垣が形成されるため、早急に庭の目隠しや区切りを作りたい場合に適しています。また、イヌマキの木材は非常に硬く耐久性があるため、建築材や家具材としても利用されています。一方、ラカンマキはイヌマキの変種で、葉の長さが4cmから8cmと短く、全体的に小ぶりな樹形をしています。成長が遅いですが、この特性により生垣が完成した後の維持管理が容易で、刈り込みの頻度が少なくて済みます。葉は、子供たちの遊び道具としても身近な存在でした。細長くしっかりした葉は、手裏剣を作る材料としてよく使われ、子供の頃に友達と一緒に手裏剣を作って遊んだ人も多いと思います。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
観賞時期 観賞時期
場所 日向〜半日蔭
植え付け 植え付け 植え付け
挿し木 挿し木
剪定・刈り 剪定・刈り 剪定・刈り 剪定・刈り込み
肥料 寒肥
槙の木 槙の木
槙の木の実
槙の木の葉で作った手裏剣
槙の木の葉で作った手裏剣
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