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マンデビラ

科・属名:キョウチクトウ科・マンデビラ属/原産地:中南米/学名:Mandevilla

分類: 蔓性低木


寒さ: 弱い
暑さ: 強い
花径: 5cm〜10cm
花色: 赤、ピンク、白、黄色
増やし方: 挿し木
場所: 日当たりを好む
用途: 鉢植え
マンデビラは中南米を原産とする、ラッパ型の美しい花を咲かせるつる性植物です。花色は赤、ピンク、白、黄色があり、花の大きさは品種によって異なります。通常の品種では直径約5cmから10cm程度ですが、大輪の品種では10cm以上になることもあります。マンデビラには多くの種類があり、主にサンデリ、スプレンデンス、ボリビエンシスなどの原種から作られた園芸品種が存在します。代表的な園芸品種にはサンパラソルがあります。また、ディプラデニアという品種は、茎が下へ垂れ、細く光沢のある葉を持ち、コンパクトに育つ特徴があります。花の開花期は初夏から秋までと長く、適切な環境下では連続して花を咲かせ続けます。マンデビラは熱帯性植物で寒さに弱いため、鉢植えで育てるのが一般的です。寒い季節には室内に取り込み、温度を10℃以上に保つことで越冬させることができます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 室内の日向(10度以上) 日向 室内の日向
植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
切り戻し 切り戻し 花後
肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 表面が乾けば与える 控えめ
マンデビラ マンデビラ
マンデビラ マンデビラ

マンデビラの育て方

花つきをよくするには

初夏から秋にかけての花が咲く期間中、よく日に当てることが大切です。マンデビラは日光を非常に好む植物で、日陰ではほとんど花が咲きません。そのため、風通しが良く直射日光が十分に当たる場所で育てることが理想的です。また、肥料を定期的に与え、切らさないことも重要です。特に開花期には、リン分を多く含む肥料を使うことで花付きがさらに良くなります。

場所

マンデビラは、花が咲く初夏から秋にかけては、戸外のよく日が当たる場所に置くのが適しています。冬の寒さには弱いため、気温が下がり秋が深まってきたら、鉢植えを室内に取り込む必要があります。室内では日当たりの良い窓辺などに置き、可能な限り10℃以上を保てる環境を確保してください。

水やり

季節ごとに適切なタイミングで行うことが重要です。春から秋までの生育期は、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。この時期、特に夏は土が早く乾燥するため、毎日水やりが必要になることもあります。秋になり気温が下がってくると、植物の成長が緩やかになり、水の吸収量も減少します。このため、水やりの頻度を徐々に減らし、土が乾くまで間隔を空けて与えるようにします。冬は特に注意が必要で、過剰な水やりをすると根腐れを引き起こすことがあります。鉢土の表面が白く乾いてからさらに数日(3日程度)待ってから水を与えるのが適切です。また、冬に水を与える場合は、暖かい日の午前中に行うと、夜間の冷え込みによる土壌の凍結を防ぐことができます。さらに、水やりの際は鉢底からしっかり水が流れ出るように与え、根全体に水分が行き渡るようにしましょう。使用する水は、冷たすぎる水を避け、常温に近いものを使うと植物への負担を軽減できます。

植え替え

植え替え(マンデビラ)
植え替え
マンデビラは根がよく張る植物なので、毎年植え替えを行うことが理想的です。植え替えの時期は4月中旬から5月頃が適しています。この時期は気温が安定し、成長期が始まるため、植え替えによる負担が少なくなります。用土は保水性と排水性のバランスが良いものを選びます。例えば、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土が適しています。市販の観葉植物用培養土でも対応可能です。植え替えを行う際は、根鉢の周りの土を1/3程度落とし、傷んだ根や腐った根をできるだけ取り除きます。また、伸びすぎた根は適度な長さに切りそろえてください。その後、一回り大きな鉢に植え替えることで、根の成長スペースを確保できます。現在使用している支柱が小さい場合、支柱を交換するのが難しければ、新しい支柱を追加する方法も有効です。植え替え後は、根が定着するまで半日陰の場所で管理し、新しい環境に慣れたら、徐々に日当たりの良い場所に移動させ、通常の管理に戻します。

鉢植えで垂らす仕立て方

釣り鉢(マンデビラ)
釣り鉢
高さのある鉢や吊り鉢に植え、垂れ下がるように育てることができます。この栽培方法では、つるが自然に垂れ下がり、鮮やかな花を美しく演出できます。ディプラデニアはマンデビラの一種ですが、一般的なマンデビラとは異なる特徴を持っています。具体的には、つるがあまり伸びず、支柱に絡む性質がほとんどありません。そのため、高さのある鉢や吊り鉢で育てるのに適しています。

肥料

肥料を好む植物で、生育期(春から秋)には緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を定期的に与えることで、健全な成長と豊かな開花を促進できます。一方、冬季は生育が停止するため、この期間は肥料を与えないようにします。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

挿し木で増やせる

6月から7月の梅雨時期に行うのが最適です。やや硬くなった3節程度の挿し穂を準備し、一番下の節の葉を取り除いて20分ほど水揚げし、葉を取った節が用土にしっかり埋まるように挿します。用土は、挿し木用土または赤玉土(小粒)7:ピートモス3の割合で混ぜたものを使用し、ポットや平鉢に挿します。8月から9月に新芽が出てきたら鉢上げし、ある程度蔓が伸びたら先端を摘心して蔓の数と花数を増やします。その他は挿し木のページを参考にしてください。

蔓の処理

支柱と誘引

アンドン仕立てで栽培する際は、蔓の誘引が重要です。蔓は自然に支柱に巻き付きにくいため、ヒモやビニタイを使用して支柱に固定します。伸び過ぎた蔓は支柱に誘引し、邪魔になる蔓は適宜剪定します。支柱の高さが不足する場合は、蔓をほどかずに、高さのある支柱を追加することで、簡単に対処できます。
アンドン仕立て
マンデビラ マンデビラ

剪定・切り戻し

秋に蔓が支柱の高さを超えて伸び過ぎることが多いです。これ以上高く伸ばしたくない場合は、花が終わった秋または新芽が吹き出す3月頃に、葉を残しながら短く切り戻すことをおすすめします。

冬を越えたマンデビラ

寒さに弱く、越冬時に葉が黄色くなったり数枚落ちることは一般的です。ただし、葉が極端に少なくなっている場合は、根詰まりや根腐れの可能性があるため注意が必要です。このような状況でも、春に新しい土に植え替えることで、夏には再び健全な葉と花を取り戻せることが多いです。

病気や害虫の発生

マンデビラに発生したアブラムシ
発生したアブラムシ
アブラムシが発生する事があるので、見つけたら殺虫剤を散布して駆除します。またコナカイガラムシが発生する事もあるので、見つけたら古い歯ブラシなどを使って取り除き、対応した殺虫剤を散布しておきます。
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