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シクラメン別名:カガリビバナ(篝火花) |
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科・属名:サクラソウ科・シクラメン属/原産地:地中海沿岸/学名:Cyclamen |
シクラメンの育て方鉢花の選び方蕾の多くあるものがよいです。蕾の大きさもすぐに咲きそうなもの、中ぐらいに伸びて膨らんだもの、出たばかりの小さなものが混じると花の咲いた状態が長く楽しめます。葉も濃く張りがあって、数が多い方が花を多く咲かせます。花の大きさによる分別大輪から中輪咲きギフト用としてラッピングされたものを見かけます。6号鉢ぐらいに植えられた8cmぐらいの花を咲かせる大輪から4号鉢ぐらいに植えられた5cmぐらいの花を咲かせる中輪などがあります。一重咲きが多く花びらの周りがギザギザしたフリンジ咲きなどもあります。八重咲きもあって葯がなく花粉が出ないので花の寿命が長いです。このページでは比較的大きな花を咲かせるタイプの育て方を紹介しています。ミニシクラメン花の大きさは3cmから4cmぐらいで、寒さには比較的強く暖地では霜の当たらない軒下でも越冬します。色々な種類があるのですが、中でも庭植えできるほど寒さに強いガーデンシクラメンというのもあり、育て方が容易で異なるので別ページに紹介しています。開花株の管理秋から冬にかけて開花株がよく売られています。底面給水鉢という、鉢底から水を入れて育てるタイプのものがよく売られています。場所寒さには強くないので、秋から冬に購入した開花株は室内の日当たりのよい所で育てるようにします。また、涼しい所に生息しているので高温を嫌うので、暖か過ぎると花が咲かなくなり姿が乱れやすくなります。冬の夜間は10度前後の所、昼間はだきるだけ20度以上にならない日当たりのよい窓辺などに置くようにします。また、置き場所が変わると、環境の変化で葉の色が黄色くなる事があるので、少しずつ慣らせるようにします。もし、枯れが止まらない場合は、病気も考えられます。水やり寒い時期は昼間の暖かい時間に与えるようにして、水を15度から20度ぐらいに温めた方がよいです。 鉢の上から与える場合は、病気にならないよう葉や球根を避けるようにして与えます。底面給水鉢鉢底に水が貯められるようになっていて、そこから不織布が用土の中に入って水分が渡るようになっています。水が減ったら水差しなどを使って、鉢底の半分ぐらいになるよう足せばよいだけです。用土の上層の肥料分の濃くなりやすいので、月に1回ぐらい水をたっぷりと与えて洗い流すとよいです。普通の鉢植え過湿にすると根腐れする事があるので、鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えます。受け皿に溜まった水は必ず捨てるようにします。肥料液体肥料を月に1、2回ぐらい与えます。肥料切れすると花が小さくなる事があるので注意してください。花がら摘み咲き終わった花は早めに摘み取って、次もよい花を咲かせるようにします。枯れた葉も、病気にならないよう切り取ります。葉の乾燥とホコリ軽く濡らしたティッシュなどで、ホコリを取ってやるとよいです。また葉の乾燥を防ぐ効果もあります。花後の管理4月から6月上旬まで戸外の日当たりのよい所で育て、日差しの強くなる前の6月上旬頃まで日光に当て、肥料と水やりはこれまで通りにして育てます。 夏に休眠させない方法で越させる場合は、4月頃に根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えます。夏越し(6月中旬から9月まで)暑さがとても苦手な植物なので、暑さで枯らてしまう事があります。夏越しの方法は、水を切って休眠させてる方法と、水を与えて休眠させない方法があります。 底面給水鉢では水を切らさない方法が向いています。
植え替え用土赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに、元肥としてマガァンプK(中粒)などを混ぜておきます。底面給水鉢ではピートモスとパーライトを1割ずつ足すとよいです。植える際は球根の半分ぐらいが地上に出るように植えつけます。秋の植え替え後の管理植え替え後の1週間ぐらいは、直射日光に当てないようにします。10月の下旬まで日当たりのよい戸外で育て、11月になったら室内の日当たりのよい室内で育てます。 その後は開花株の管理と同じです。病気や害虫灰色かび病や軟腐病が発生することがあります。灰色かび病の予防は枯れ葉と花がらは摘み取り、殺菌剤を散布しておくと安心です。病気になってしまったら、早めに取り除くようにします。軟腐病になると球根が柔らかくなって腐り回復は困難です。他のに伝染してしまうので、処分するようにします。その他は花の病気や害虫を参考にしてください。 |
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