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ゼラニウム別名:テンジクアオイ(天竺葵) |
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科・属名:フウロソウ科・テンジクアオイ属/原産地:園芸品種/学名:Pelargonium×hortorum |
ゼラニウムの育て方生育環境半砂漠地帯で夜と昼の温度差が大きい温暖で雨の少ない所に生息しています。日当たりを好み、乾燥には比較的強く過湿を嫌います。生育する適温は15℃から25℃ぐらいと言われ、夏の高温が少し苦手で、耐寒温度は0度ぐらいと寒さにやや弱いですが、鉢植えにすると比較的容易に育てる事ができます。暖地で霜の当たらない所に庭植えすると、うまく育つととても大きくなります。四季咲き性ですが、夏は暑さで花が少なくなり、春と秋の間に比較的長く花を楽しむ事ができます。冬でも日当たりのよい温室内なら花を咲かせる事ができます。栄養系挿し木で育てるタイプで八重咲きをしたものや葉が斑入りをした品種などがあります。実生系種まきから育てるタイプで生育環境のよい所では種まき後100日ぐらいで開花します。樹形は矮性で分岐が多くコンパクトな姿をしています。場所日当たりを好みます。日当たりが悪いと花つきがよくないので注意してください。夏は日差しが強すぎるので、西日を避けた風通しのよい所に置くとよいです。暖地では夏の強い日差しと高温で葉が傷む事があるので、痛むようなら風通しのよい半日蔭に置いたり20%から50%ぐらい遮光するとよいです。長雨に当たると病気になる事があるので、できるだけ長雨には当てないようにします。冬の管理寒さにはあまり強くないですが、暖地では霜の当たらない軒下などに置いて越冬が可能で、凍りそうな日だけ室内に入れた方が葉の痛みが少なくてよいです。寒い地域では、室内の日当たりのよい窓辺などで管理します。生育する適温は15℃から25℃ぐらいで日向を好み、冬でも花を咲かせたい場合は、最低温度10度以上の室内に入れ半日以上直射日光に当てるとよいです。水やり多湿を嫌い乾燥には強いので、年間を通じで鉢土の表面が白く乾いてからたっぷりと与えればよいです。乾燥した所に生息しているので、乾き気味にした方が花着きがよくなります。しかし、乾燥した状態が長く続くと下葉が黄色くなって落ちるので注意してください。植え付け主に春になると苗が売られているので、購入したら植え付けます。南アフリカの日当たりがよく乾燥した所に生えているので、鉢植えにして長雨を避け、冬は強い寒さと霜に当てないようにして育てるのが一般的です。鉢植え用土は普通の花の培養土に水はけをよくするためにパーライトや赤玉土(小粒)を1割から2割ほど混ぜて水はけをよくするとよいと思います。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などに植え付けます。庭植え暖地の霜の少ない所では庭植えする事も可能です。場所は霜の当たらない木の下など、冬の寒風と夏の強い西日を避けた日当たりのよい所を選びます。土に苦土石灰、水はけをよくするために腐葉土を混ぜて植え付けるとよいです。霜に当たるといけないので、当たりそうな所では不織布などを被せて保護しておきます。植え替え根が張りやすいので毎年植え替えをします。時期は春の開花前の3月頃に行うのが理想的ですが、秋の9月頃にも行えます。鉢から抜いたら、根鉢を2分の1から3分の1程くずして、古い根や腐った根を取り除きます。用土は植え付け用土と同じです。肥料は植え替え後2週間ぐらいして与えます。肥料あまり多く与えなくてもよく花が咲きます。春の3月から6月頃、秋の9月から11月に暖効性の化成肥料を置き肥したり、定期的に液体肥料を与えます。切り戻し春の蕾が出る前の3月頃に樹形が乱れているようなら半分ぐらいの長さに切り戻します。開花が鈍ったら軽く切り戻してまた花を咲かせます。秋の9月頃にも伸び過ぎて樹形が乱れているようなら切り戻します。増やし方挿し木時期は春の4月から6月頃、秋の8月下旬から9月頃に行うとよいと思います。夏に行う場合は切り口を2日ぐらい日陰で乾かすと腐り難くします。長さ8cmぐらいの挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取り除きます。用土はパーライト5、バーミキュライト5などを利用して、平鉢などに数本挿したりポットに直接挿してもよいです。その後は明るい日陰に置いて、過湿を避けるよう鉢土が乾いてきたら水を与えるぐらいでよいです。15日から20日ぐらいしたら発根するので、平鉢に挿しているものはポットなどに鉢上げして通常の管理をします。数年して大きくなると株元の葉が少なくなって見苦しくなるので、挿し木からまた作り直すとよいです。その他は挿し木のページを参考にしてください。
種まき実生系の種が売られている事があります。時期は春の4月下旬から5月頃に行うのが理想的ですが、秋の8月下旬から9月頃にも行えます。方法は箱まきで行うとよいと思います。覆土は種が隠れるぐらいごく薄くします。本葉が2枚ぐらいになったらポットに仮植えします。春まきでは夏頃に定植、秋まきでは翌年の3月頃に定植するとよいと思います。
花がら摘み、枯れ葉取り花序に小さな花が次から次へと咲き続けます。咲き終わった花がらは取り除き、花序すべての花が咲き終わったら花茎を元から切り取ります。黄色くなってきた葉は取り除くようにします。病害虫の対策花腐れ病、灰色カビ病などになる事があります。花がらや鉢の上に落ちた花びらはを取り除くようにして予防しておきます。春から秋まで定期的に殺菌剤を散布しておくと安心です。ハダニ、アブラムシなどがつく事もあるので、見つけたら殺虫剤を散布して駆除します。その他は、花の病気と害虫駆除のページを参考にしてください。 |
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