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ジョチュウギク (除虫菊) |
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科・属名:キク科・ヨモギギク属/原産地:バルカン半島、南西アジア/学名:Tanacetum spp. |
ジョチュウギクの育て方生育サイクルと性質寒さに強くやや暑さを嫌う多年草植物です。冬は寒さで葉が傷んで少し減りますが、春になって暖かくなるとまた茂ってきます。4月になると花茎が伸び始め、5月になると花が咲くようになります。暑さを嫌うので夏は生育が止まり、秋になって涼しくなると再び葉が茂るようになります。秋が深まると生育が衰え、冬はほとんど生育しなくなります。
種まき発芽率がよく適切な時期に行えば容易です。暖地での時期は秋の9月に行うと翌年には花が咲きます。春の4月頃にも行う事ができますが、開花は来シーズンになります。方法は箱まきかポットまきで行うとよいと思います。覆土は種が隠れるように行います。箱まきは種が重ならないようにバラ蒔きして、発芽して葉が触れ合うようになったら元気なのを残して間引きします。本葉が2,3枚ぐらいになったポットに仮植えして苗を育てます。ポットまきでは3粒ずつ蒔き、発芽したら元気なのを1つ残して間引きして苗を作ります。少し大きくなったら春または秋に肥料を与えて苗を育てます。
苗の植え付け春の2月下旬頃から4月頃、秋の9月下旬から11月上旬頃に植えられます。庭植え花壇への植え付けは日当たりがよく夏の西日が当らない水はけのよい所に、植える1週間ぐらい前に完熟牛糞などの堆肥とアルカリ土壌を好むので苦土石灰、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜておきます。株間は引っ付きすぎないよう30cmぐらいあけて植えます。
鉢植え鉢植えの用土は市販されている花の培養土や赤玉土6、腐葉土4など自分好みに配合した標準的な土に、パーライトを1割ほど混ぜて水はけをよくすればよいと思います。庭植えの管理植え付け後しばらくは乾かし過ぎないように注意しますが、乾燥には強いのでその後は自然の雨だけで大丈夫です。肥料は少な目で育つので、3月と9月下旬頃に緩効性の化成肥料を控えめに与えるとよいです。鉢植えの管理日当たりの良い所でよく花が咲きます。高温多湿には弱いので、梅雨は長雨を避けた軒下などに、夏は暑さを嫌うので風通しのよい半日陰に置くとよいです。水やりは鉢土の表面が白く乾けば与えます。肥料は春の3月から4月頃の間、9月下旬頃に緩効性の化成肥料を置き肥したり、代わりに液体肥料を与えるとよいです。庭、鉢植え共通の管理植え替え鉢植えは根が詰まると高温多湿で根が腐る事があるので、増え過ぎたら株分けを兼ねて植え替えるとよいです。庭植えも2、3年に1度を目安に、増え過ぎたら株分けを兼ねて植え替えるとよいです。時期は秋の9月下旬から10月頃に行うとよいです。
花茎切り痛んだ花は切り取って次もよい花を咲かせます。 |
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