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宿根カスミソウ (宿根霞草)

科・属名:ナデシコ科・ギプソフィラ属/原産地:地中海原産/学名:Gypsophila paniculata
分類: 宿根多年草
寒さ: 強い
暑さ: やや弱い
草丈: 60cm〜70cm
花径: 約 1cm〜2cm
花色: 白、桃色
種まき: 秋まき(9月下旬〜10月)
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まきなど
増やし方: 挿し芽
場所: 日向を好むが夏は半日蔭
用途: 花壇、鉢植え、切り花、ドライフラワー
花言葉: 感謝、切なる喜び、清い心
宿根カスミソウは地中海原産の多年草植物です。一年草のカスミソウはコーカサス原産で一重咲きが多いですが、こちらは八重咲きが多く白花と桃花があります。よく花束などが売られているのは、こちらのタイプが多いです。温暖で涼しい気候を好み、冬はロゼット状の葉で越冬し、春になるとシュートを伸ばし先端から花茎を伸ばしてスプレー状の花を咲かせます。他に同じ仲間で地面を這う匍匐性のギプソフィラ・レペンスという種類もあります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 半日蔭 日向(種まきは日陰)
種まき 種まき 種まき 仮植え
植え付け 植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
挿し芽 挿し芽 挿し芽
摘心 摘心
切り戻し 切り戻し
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 表面が白く乾いてから与える(過湿を嫌う)

宿根カスミソウ
7月中旬、自宅の庭

宿根カスミソウ2
7月中旬、自宅の庭

宿根カスミソウの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。高温多湿を嫌うので鉢植えは梅雨の長雨に当てないようにして、花が咲き終わったら風通しのよい涼しい半日蔭で夏を越させます。

水やり

過湿を嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が白く乾けばあたえます。花壇ではあまり雨が降らないようなら与えるぐらいでかまいません。

肥料

肥料は控えめにします。鉢植えは春の3月頃、秋の9月下旬頃に緩効性の化成肥料などを置き肥するぐらい、庭では骨粉入り固形油粕などを控えめにまいておきます。

植え付け

春に苗が手に入ったり、種まきで苗が出来たら植え付けます。鉢植えの用土は花の培養土にパーライトを1割ほど混ぜて水はけを良くしたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などを利用します。花壇へは学名に「Gypsophila」石灰を好むという言葉が使われているように苦土石灰を多めに入れ、堆肥と水はけが悪い場合は腐葉土などを混ぜ込みます。直根で根鉢を壊されるのを嫌うので、丁寧に30cmぐらいの間隔で植え付けます。

植え替え

鉢植えの植え替えは毎年します。時期は秋の9月下旬頃から10月中旬頃か春の3月頃に行います。根鉢を壊されるのを嫌うのであまり壊さずに一回り大きな鉢に植え替えます。用土は植え付けの項目と同じです。数年してよい花が咲かなくなったら、種まきしたり新しく苗を購入するとよいです。庭では同じ所に植えるのは避けて別の場所に植え付けます。

増やし方

挿し芽

やや着き難いですが挿し芽で増やす事ができます。時期は春の5月から6月頃、秋の10月頃にも行えます。長さ5cm程の若い挿し穂を用意して、一番下から1、2節ほどの葉をちぎって、あれば発根促進剤をつけ、葉のちぎった節が用土に埋まるように挿します。葉からの蒸散を抑えるため、葉を半分ほどの長さに切るとよいと思います。用土は中性ぐらいになるようパーライトに川砂を混ぜたものなどを利用するとよいです。暖地の花壇では夏の暑さで枯れる事があるので、挿し芽して苗を涼しい日陰で越させ秋に植え付けるとよいです。その他は挿し木・挿し芽のページを参考にしてください。
4月下旬 6月下旬

挿し穂

挿し芽

発根

種まき

時期は秋の9月中旬から10月頃に行います。方法は箱まきで行い種が隠れるよう軽く覆土します。直根で移植を嫌いますが、小さい時に根を痛めないよう丁寧に行えば大丈夫なので、 本葉が2、3枚になったらポットに仮植えします。ある程度伸びてきたら節を残すように摘心して、枝の数を増やすとよいです。ポットに根が張ってきたら植え付けます。

支柱

高くなって倒れる事があるので、倒れるようなら支柱で支えるとよいです。

摘心

春の3月頃になったら、新しく伸びた芽の先端を摘心して、脇芽を多く出させて多く花を咲かせます。

花茎切り

咲き終わった花茎は切り取ります。

切り戻し

夏に花が咲いた後は、秋の10月頃に株元から5cmから10cmぐらい、葉を6枚〜8枚ほど残して切り戻して越冬させます。
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