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シラサギカヤツリ (白鷺蚊張吊)

別名:ディクロメナ・コロラタ
科・属名:カヤツリグサ科・リンコスポラ属/原産地:北アメリカ/学名:Rhynchospora colorata

分類: 湿生植物(水草)


寒さ: やや弱い
暑さ: 強い
草丈: 30cm〜60cm
花径: 5cm〜10cm
花色:
場所: 日当たりを好む
用途: ビオトープ、睡蓮鉢、鉢植え(腰水栽培)など
花言葉: 幸運、高貴、高尚
通販店: 楽天市場にあり
シラサギカヤツリは湿地に生息する水生植物です。白く長い花弁のように見えるのは苞で、中央にあるのが花になります。花の姿が白鷺のようなので、このような名前がついているようです。写真はプラスチック池に沈めて育てていますが、水持ちのよい用土に底面給水させて育てることもできます。半耐寒性ですが、暖地では根を凍らさなければ越冬できます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(0℃以上) 日向 日向(0℃以上)
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
肥料 肥料
鉢の水やり 常に湿った状態を保つ

シラサギカヤツリ
7月上旬、自宅のプラ池

シラサギカヤツリ2
7月上旬、自宅のプラ池

シラサギカヤツリの株元
7月上旬、自宅のプラ池

シラサギカヤツリの全体
7月上旬、自宅のビオトープ

シラサギカヤツリの育て方

場所

日当たりのよい所で花を咲かせるので、できるだけ日当たりのよい所で育てます。寒さには強い方ではありませんが、暖地では鉢植えの中を凍らせないように注意すれば戸外で越冬します。冬は寒さで葉が枯れますが、暖かくなると株元から新しい葉が伸びてきます。

植え付け

5月下旬

ポット苗

植え付け
ポット苗が売られている事がります。水生植物で株元まで水に浸かって育っているので、睡蓮鉢などの容器に株元まで水に沈めて育ててもよいし、鉢底に受け皿を敷いて、水を貯めて育ててもよいです。用土は水に沈めて育てるのなら水生植物用の土を使用したり、赤玉土や荒木田土の単用でもよいです。鉢底に受け皿を敷いて育てるのなら、赤玉土(小粒)6、ピートモス4などを使用して、元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで植え付けるとよいです。

もし、水生植物の用土をお探しなら楽天市場 にあります。クリックすると用土のページへジャンプします。

植え替え

2年に1回を目安に、根がよく張るので根詰まりしていたら毎年でも行います。根鉢の周りを軽く壊して伸び過ぎた根は切り取り、一回りから二回りぐらい大きな鉢に植え替えたり、株分けして同じ鉢を利用してもよいです。時期は春の4月頃に行うとよいです。

肥料

元肥にマグァンプK(中粒)などを使用していなければ、春から秋に緩効性の化成肥料などを土に埋めるとよいです。

増やし方

株分け

株分けして増やす事ができます。植え替えの時に、鋏などを使って切り分ければよいです。
株分け

冬の管理

冬になると葉が茶色く枯れるので、株元で刈り込むとよいです。寒さにはあまり強くありませんが、睡蓮鉢などの水の中で鉢土が凍らなければ枯れる事はありません。鉢底から給水して育てている鉢植えは、用土は湿った状態を保ち、凍りそうな日は室内に入れて凍らないようにすればよいです。
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