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スターフルーツ

別名:ゴレンシ、カランボラ
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科・属名:カタバミ科・ゴレンシ属/原産地:熱帯アジア/学名:Averrhoa carambol
分類: 常緑小高木
寒さ: 弱い(5度以上)
暑さ: 強い
樹高: 5m〜10m
花径: 約 6mm
花色: ピンク
種まき: 採り蒔き
発芽温度(25℃〜30℃)
増やし方: 挿し木
場所: 日当たりを好む
用途: 鉢植え、果物、野菜
通販店: 楽天市場にあり
インドネシア、モルッカ諸島などの熱帯アジアが原産の熱帯果樹です。実の長さは10cmから15cmぐらいで、輪切りにすると星形をしている事からスターフルーツと呼ばれています。甘くそのまま食べられるものや酸味がありピクルスなどの料理に使われるものがあります。沖縄県では結構前から露地栽培が行われているようで、他に宮崎県や鹿児島県などでもハウス栽培が行われています。ゴレンシとも呼ばれる別名の由来は、インドのマラヤーラム語から来ているようで、ここへ来たポルトガル人によって広まったようです。家庭で育てるには、熱帯の植物なので庭植えすると冬の寒さで枯れてしまうので、鉢植えにして冬は室内で育てるようにします。葉を楽しむ観葉植物にもなり、大きくすることが出来れば実を成らせる事が可能です。

果実の利用

甘味種と酸味種があり、最近は甘味種が多く栽培されています。完熟したものを出荷すると実が痛みやすいので、まだ未熟な状態で一つ一つフルーツキャップに包まれて出荷されている事が多いです。購入しても未熟だと緑色で酸味が強く、しばらく常温に置いて黄色く熟させて、縁も色づくと甘味が増してそのまま食べられるようになります。台湾では揚桃汁という缶ジュースが売られており、喉が潤い痛みを和らげるとも言われ、ジュースにしてもよいし、他にジャムやゼリーにしてもよいです。酸味系や未熟な青いものはピクルスやサラダ、またレモン代わりにもなります。

ビリンビ

学名はA.bilimbiというナガバノゴレンシとも呼ばれている近縁種があります。実は小さめで、酸味が強くそのままでは食べられないので、ピクルスなどの料理に使われます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期
開花
収穫時期
収穫
場所
室内の日向(5度以上) 日向 室内の日向
種まき
種まき
植え替え
植え替え
挿し木
挿し木
剪定
剪定
肥料
肥料
鉢の水やり
鉢土の表面が乾けば与える 表面が乾けば(水切れ注意) 鉢土の表面が乾けば与える

スターフルーツの花
6月中旬、植物園

スターフルーツ
9月中旬、植物園

スターフルーツの葉
6月中旬、植物園

スターフルーツの全体
6月中旬、植物園

沢山のスターフルーツの花
6月下旬、植物園

スターフルーツの子供
8月上旬、植物園

スターフルーツの育て方

場所

日当たりがよく、強風で葉が痛みやすいので、強い風の当たる所は避けます。寒さには弱いので、秋の最低気温が15度を下回ってきたら室内へ入れ、冬は5度以上の日当たりのよい所で育てます。寒暖の差が大きいと痛みやすいので、

水やり

鉢土の表面が乾けば与えます。水切れすると葉が落ちやすいので、夏の日差しの下では毎日の水やりになります。冬は寒さで生育が止まるので、過湿で根腐れしないように注意してください。

肥料

生育期は肥料切れさせないよう、春の4月下旬頃から秋の10月中頃まで、骨粉入りの固形油粕などを与えます。

植え替え

根詰まりしないよう一回りから二回り大きな鉢に、根鉢を壊さずに植え替えます。時期は春の4月下旬から5月頃に行うとよいと思います。水はけのよい土を好むので赤玉土(小粒)7、腐葉土3などを利用するとよいと思います。

増やし方

種まき

実を入手したら中から種を取りだし水洗いします。乾燥させると発芽しなくなるので、洗ったらすぐに蒔きます。発芽温度は25度から30度と高めで、3週間ぐらいしたら発芽するので本葉が1、2枚出たらポットに仮植えします。開花するまでには4、5年ぐらいかかるようです。

挿し木

発根までに2ヶ月ぐらいかかるようです。長さ10cmぐらいの木化した挿し穂を用意して、鹿沼土などに沢山挿すとよいと思います。時期は気温が高ければいつでも行えますが、5月から6月ぐらいに行うとよいと思います。

剪定

4月頃に不要な枝があれば切るぐらいでよいです。

開花から結実まで

開花は6月から9月頃で、6mmぐらいの小さな花が沢山咲きます。収穫するまでは気温によって4ヶ月から5ヶ月ぐらいです。他の品種と受粉させた方が実が多く成りますが、自家受粉もするので1本でも実が成ります。自然ではミツバチなどによって受粉されるのですが、筆などを使って人工的に行った方がよいと思います。結実すると3日しても花が落ちませんが、それでもなかなか結実しない場合はジベレリンを100〜150ppmに薄めて花に直接散布すると結実しやすくなり、散布した場合は種なしになります。未熟な時は緑色をしていますが、熟すと黄色くなってきて、縁も色づくと甘味が増してそのまま食べられるようになります。

病気や害虫

葉ダニに吸われて葉が白っぽくなる事があります。殺ダニ剤などを散布して駆除します。
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