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ストロベリーキャンドル

別名:クリムソンクローバー、ベニバナツメクサ
科・属名:マメ科・トリフォリウム属/原産地:南ヨーロッパ/学名:Trifolium incarnatum

分類: 一年草
寒さ: 強い
草丈: 20cm〜50cm
花序: 長さ約 5cm
花色: 赤、白
場所: 日当たりを好む
種まき: 秋まき
発芽温度(20℃〜25℃)
直まき、ポットまき(移植を嫌う)
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え、切り花
花言葉: 素朴な可愛らしさ、人知れぬ恋
通販店: 楽天市場にあり
ストロベリーキャンドルは南ヨーロッパ原産の一年草植物です。花芽は低温に当たってから日が長くなると着く性質があります。クローバーの仲間で三つ葉をしていて、名前の由来は花がイチゴのような炎に見えるので、こう呼ばれています。元々は飼料作物として明治時代に入って来たそうですがあまり普及せず、別名にベニバナウマゴヤシとも言われています。一般では観賞目的に育てられる事が多く、切り花にも利用され事があり、花穂は明るい方に向きます。根には根粒菌というのがいて、空気中の窒素から養分を取り入れるので肥料はあまり要らず、緑肥として土にすき込まれて利用される事があります。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば 鉢土の表面が乾けば

ストロベリーキャンドル
4月下旬、自宅のプランター

ストロベリーキャンドル
4月下旬、自宅のプランター

ストロベリーキャンドルの全体
4月下旬、自宅のプランター

ストロベリーキャンドルの全体2
4月下旬、自宅のプランター

ストロベリーキャンドルの育て方

場所

日当たりのよい所を好みます。冬の寒さには強く、2度ぐらいの寒さに当たって花芽が付き、日が長くなると開花するので戸外に置いて育てます。以前、鉢植えを霜の当たらない軒下に置いていたら、暖か過ぎたのか花が咲かずに終わってしまった事があります。霜に当たっても大丈夫なので、暖地では戸外の日当たりがよく暖か過ぎない所に置くようにします。

植え付け

早春頃に苗が売られていることがあります。庭では苦土石灰、水はけが悪いようなら腐葉土を、肥料はあまり必要ないので、痩せているようなら元肥に牛糞などを混ぜ込ん20cmぐらいの間隔に植え付けます。プランターなどの鉢植えでは、元肥の入っていない花の培養土を使ったり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに植え付けます。

種まき

種まきから育てる事ができます。暖地での種まきは秋の9月下旬から10月頃に行うとよいと思います。方法は移植を嫌うので直まきポットまきするとよいと思いますが、箱まきでも本葉が2、3枚の小さな頃に丁寧にポットに仮植えすれば大丈夫です。直まきでは芽が出てきたら20cmぐらいの間隔になるように間引きします。その他は植え付けの項目と同じです。
11月中旬 3月上旬 4月下旬

種まき後

随分大きくなった

開花

水やり

水やりは普通です。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。開花頃になって根が詰まると水切れしやすいので、萎えるようなら乾く前に与えます。庭では特に与える必要はありませんが、雨が降らずに乾き過ぎるようなら与えるとよいです。

肥料

肥料はあまり必要ありません。花壇では痩せ地でなければ特に必要がなく、多いと徒長気味に育ってしまいます。プランターなどの鉢植えでは緩効性の化成肥料を、春と秋に控えめに置き肥するぐらいでよいです。

刈り込み

花後に全体の半分から3分の1ぐらい残して刈り込むと、はじめに咲いた花ほど大きくなりませんが、もう一度花を咲かせる事があります。

緑肥

刻んで土にすき込めば緑肥になり、また土壌改善にもなります。1ヶ月ぐらいかけて分解するので、その間に2、3回耕してから、植物を植えつけるようにします。分解中に植えつけると根を傷める事があるので注意してください。
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