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スイセン (水仙) |
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科・属名:ヒガンバナ科・スイセン属/原産地:地中海沿岸など/学名:Narcissus |
主なスイセンの種類ラッパ、大杯系タイプ一つの茎に1輪の大きな花を咲かせるタイプで多くの種類があります。寒さに当たる事で開花が促され、1月から2月頃に葉が出てきて3月頃から咲くものが多いです。
房咲きタイプ日本水仙が代表するタイプで、芳香があり一つの茎からいくつもの小さい花を咲かせます。高い気温で花芽が形成され、涼しくなると葉が出て12月頃から花を咲かせます。
日本水仙について
原種系
スイセンの育て方よい花を咲かせるには日当たりがよく水はけがよい所を好みます。できれば花後の夏は半日陰になる所、落葉樹の下などの方が球根が太ります。毎年球根を掘り上げずに2、3年は植えっぱなしの方がよく花が咲きます。芽が出た頃と開花後に肥料を与えるのを忘れないようにします。植え付け日本水仙などの房咲きは開花が早いので9月頃、その他の種類は9月下旬から10月頃に行うとよいです。ラッパズイセンなど大輪の花を咲かせるタイプは、植え付け前に球根を冷蔵庫の中に2週間ぐらい入れて低温に当てると開花が早まるものがあります。庭植えは毎年のように花を咲かせますが、鉢植えは球根が太り難くその年しか咲かない事があります。鉢植えにはミニ水仙というのが向いていて球根も小さいです。
庭植え苦土石灰、完熟堆肥、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜてやや深めに耕します。球根の3倍ぐらい覆土、間隔は15cmから20cmぐらいです。球根を埋める深さが浅いと分球しても太り難いので注意してください。鉢植え根の張るスペースが必要なので深めの鉢を利用します。用土は球根専用の土や自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土3、パーライト1などの水はけのよいものを利用します。覆土は球根の高さぐらいに、間隔は球根1、2個分ぐらいスペースをあけて植えるとよいです。水やり秋の植え付け時期から葉が枯れるまでの間に水が必要になります。庭植えでは通常は自然の雨だけで花を咲かせますが、あまりにも雨が降らず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。鉢植えは鉢土が表面が乾けば与えます。葉が黄色く枯れてきたら水やりを止めて雨の当たらない涼しい日陰に置いておくとよいです。肥料多く必要としないです。鉢植えでは秋の植え付け時期以外は、芽が出た頃と花後に緩効性の化成肥料を置き肥するとよいです。花壇では即効性の化成肥料を芽が出た頃、花後に与えるぐらいでよいです。花がら取りできるだけ花が咲き終わったら、花の部分だけを切り取っておくとよいです。茎は葉の代わりになるので球根を太らせるのに役に立ちます。切り花に利用する場合は短く切ってよいです。病気や害虫モザイク病という葉に黄色い筋が入る病気に感染する事があります。有効な農薬がないので抜き取って焼却処分するようにします。アブラムシが媒介するので、見つけたら殺虫剤で駆除します。花後の管理庭の植え直し庭では2、3年は植えっぱなしの方がよく花が咲きます。ですが4年もすると球根が増え過ぎて太れず、花が少なくなってしまう事があります。4年を目安にするか花が少なくなったら、秋の植え付け付け時期にスコップなどで掘って植え直すとよいです。植え場所がないぐらい増えていたら、近所に分けてあげるとよいです。
鉢植え花が咲き終わったら西日を避けた半日陰に置いた方が球根が太ります。小さい鉢なら花後に根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に鉢増しすると、根の張るスペースが増えて球根が太りやすくなります。水やりは葉が黄色くなってきたら止め、雨の当たらない日陰に植え付け時期まで置いて休眠させるとよいです。植え替えは2年に1回ぐらい秋の植え付け時期に行います。掘り起こして保存掘り上げて乾燥させ秋にまた植える事もできます。葉先が3分の1ぐらい黄色くなったら掘り上げて、小さな球根はそのまま植えるか処分します。日陰で乾燥させて丁寧に1球ずつ分け、植え付け時期まで室内の涼しい場所にネットなどに入れて保管しておきます。小さい球根大きな球根は翌年も開花しますが、小さい球根は開花までに2、3年ぐらいかかるので、来シーズンは太らせる事だけを考えて植え付けるようにします。 |
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