秋の七草でお馴染みのススキです。ススキを見ると秋が近づいている事が実感できます。夕日に輝くススキの穂はとても美しいです。ススキの穂の咲き始めは赤く黄色い雄しべがぶらさかっており、次第に穂が白くなってゆきます。日本には旧暦8月15日の十五夜にススキを飾って団子とお酒をお供えする習慣があり、ススキは稲穂に似ているので飾られるそうです。ススキは野っぱらなどによく見られますが、十五夜の飾り物のために育てらたり、秋に切り花が売られています。葉の縁には逆向きのトゲがあり、葉の縁で手を擦ると簡単に切れてしまい、このような事から魔除けにも飾られる事もあります。ススキと同じ仲間で非常によく似たオギという種類もあります。 |