分類: |
球根植物 |

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寒さ: |
強い |
暑さ: |
やや弱い |
草丈: |
10cm〜15cm |
花径: |
約 2cm |
花色: |
白、ピンク、青 |
場所: |
日当たりを好む、夏は日陰で休眠。 |
増やし方: |
分球 |
用途: |
花壇、鉢植え |
花言葉: |
栄光 |
チオノドクサは草丈の低い秋植え球根植物で、長さ10ぐらいの花茎から2cmぐらいの小さな花が数輪咲きます。チオノド草ではなく、ギリシャ語で「チオノ(雪)+「ドクサ(輝き)」を合わせた学名で、雪解けの中で見つかって名付けられたそうです。和名では雪解百合という別名もあり春を告げる花でもあります。標高の高い所に生息する高山植物で暑さを嫌いますが、夏を涼しい環境で休眠させれば大丈夫です。 |
作業カレンダー(暖地基準) |
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
開花時期 |
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開花 |
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場所 |
日向 |
日陰(雨よけ) |
日向 |
植え付け |
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植え付け |
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植え替え |
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植え替え |
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分球 |
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分球 |
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肥料 |
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置き肥 |
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お礼肥 |
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置き肥 |
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鉢の水やり |
鉢土の表面が乾けば与える |
必要ありません |
表面が乾けば |
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チオノドクサ
3月下旬、自宅の庭 |

チオノドクサ(青)
3月下旬、自宅の庭 |

チオノドクサの全体
3月下旬、自宅の庭 |

チオノドクサ2
3月下旬、自宅の庭 |
チオノドクサの育て方
場所
高山植物で暑さに弱く寒さには強いです。鉢植えは植え付けた秋から開花までは日当たりのよい所、夏の暑さと過湿を嫌うので、梅雨は雨に当てないよう軒下などに、夏は風通しがよい涼しい日陰で水を切って休眠させます。庭への植え付け場所は、球根の掘り上げを好まないので、落葉樹の下や夏の強い日差しの当たらないような所に植え付けます。
植え付け
時期は涼しくなってからの10月から11月頃に行います。鉢植えでは4号鉢に5球を目安に、球根の高さぐらいの深さに植え付けます。鉢植えの用土は水はけのよい用土に、花の培養土にパーライトを2割ほど混ぜたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などに植え付けます。庭では高山植物で暑さに弱いので、落葉樹の下や夏の強い日差しの当たらないような所に、元肥に牛糞などを水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで、深さは球根の高さぐらい、間隔は5cmぐらいに植え付けます。
植え替え
球根の掘り上げ乾燥を嫌うので、球根の掘り上げはしない方がよいそうです。鉢植えでは葉が枯れたら雨の当たらない涼しい日陰で鉢土に埋めたまま、水を切って夏を越させ、秋の10月頃になったら植え替えます。庭では数年して株が込み入るようなら10月頃に分球を兼ねて植えなおします。もし誤って球根を掘り上げてしまったら、また用土に埋めたりピートモスなどに埋めて涼しい場所で保管するとよいと思います。
水やり
過湿を嫌いますが、あまり乾燥させるのもよくありません。鉢土の表面が白く乾けば与えます。葉が枯れた休眠期は必要ありません。
肥料
あまり多く必要ありません。2月頃に芽か出てから春の開花後の葉が青い時期まで、緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を与えます。庭では元肥を入れて植え付けていなければ、芽が出た2月頃に骨粉入りの固形油粕などを与えます。花後のお礼肥に即効性の化成肥料などを追肥します。
増やし方
分球
分球で増やす事ができます。
花茎切り
花が咲き終わった花茎は根元から切り取ります。いつまでもつけていると種が出来て球根の成長を妨げます。 |