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チャイブ

科・属名:ヒガンバナ科・ネギ属/原産地:北半球/学名:Allium schoenoprasum

分類: 宿根多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 30〜40cm
花序: 2〜4cm
花色: 桃色、白、青紫
種まき: 春まき、秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まき、ポットまき
増やし方: 株分け
場所: 日向から半日陰(夏の鉢植えは半日蔭)
用途: 花壇、鉢植え、切り花、ハーブ(料理)
花言葉: 素直、柔軟性
通販店: 楽天市場にあり
ネギの仲間で葉は同じような臭いがします。料理として利用されていて、ネギと同じような素材として利用できます。体にもよく食欲増進、消化促進、血圧降下、肝臓の働きを助ける効果があるそうです。春には花を咲かせ、花も料理に使えるそうです。しかし、花を咲かせると葉が堅くなってしまうので、葉を美味しく食べたい場合は蕾を早めに摘み取った方がよいそうです。冬は葉が枯れて宿根します。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
収穫時期 収穫時期
場所 日向〜半日蔭 鉢は半日蔭 日向〜半日蔭
種まき 種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
株分け 株分け 株分け
肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える

チャイブ
4月下旬、近所の道端

チャイブの全体
5月中旬、自宅の庭

チャイブのアップ
4月下旬、自宅の庭

チャイブの葉
4月下旬、自宅の庭

チャイブの育て方

場所

日当たりのよい所から、半日ぐらい日光が当たるような半日陰でもよく育ちます。真夏の暑さと高温多湿を嫌うようなので、鉢植えでは梅雨は軒下に、夏は午前中の日光が当たるような半日陰で育てるとよいです。宿根草なので冬になると地上部が枯れますが、春になって暖かくなるとまた葉を茂らせます。

植え付け

春や秋に苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。鉢植えの用土は水はけがよければ特に選びません。花の培養土や自分で作る場合は赤玉土(小粒)6,腐葉土4などです。花壇では苦土石灰と腐葉土、牛糞などを混ぜて15cmぐらいの間隔で植え付けます。

種まき

種まきは春の3月中旬〜4月頃、秋の9月下旬〜10月頃も行えます。方法は箱まきポットまきなどで行い覆土を行います。箱まきでは長さ5cmぐらいになったら、密集を好むので5本ぐらいずつまとめて15cmぐらいの間隔に鉢や庭に植え付けます。ポットまきでは8cmポットに5、6粒ずつ寄せてまいて、根が回ってきたら間引かずにそのまま定植します。植え付け用土などは植え付けの項目と同じです。定植後、冬になると地上部が枯れて宿根しますが、春になるとまた新芽が伸びてきます。
5月上旬 6月上旬

箱まき

5本まとめて定植

定植後1ヶ月ほど
11月下旬 3月上旬 4月下旬

葉が伸びた

宿根からの目覚め

開花

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。冬は戸外では地上部を枯らせて宿根しますが、冬も適度に鉢土を湿った状態を保ちます。花壇では特に与える必要はありませんが、あまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

鉢植えでは生育期の春から秋の間に緩効性の化成肥料などを与えます。花壇では速効性の化成肥料などを春から秋の間に定期的に与えればよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

蕾摘み

葉を料理に使用したい場合、蕾を早めに切り取ります。花を咲かせると葉が堅くなってしまうそうです。

収穫

収穫は種を蒔いた年は葉が細くて収穫には適しませんが、翌年から葉が太くなるので収穫できるようになります。収穫する際は株元からまた脇芽が伸びるよう茎を3cmぐらい残して切り取って収穫します。

植え替え

鉢植えの植え替えは2、3年に目安に根詰まりしてきたら行います。時期は春の芽を吹く3月から4月頃、秋の涼しくなった9月下旬から10月頃も行えます。一回り大きな鉢に植え替えるか株分けして植え替えます。花壇でも3年に1回ぐらい、株分けをかねてよい用土に植え直すとよいです。

増やし方

株分け

株分けで増やす事ができます。方法は手で容易に分けられるので、細かく分けずに5本ぐらいまとめて株分けして植えます。時期は植え替えと一緒に行います。
チャイブの株分け(3月下旬)

増えたチャイブ

株分けした

植え付けた
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