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ドイツアザミ (ドイツ薊)

別名:ハナアザミ(花薊)
科・属名:キク科・アザミ属/原産地:日本(アザミの園芸品種)/学名:Cirsium japonicum

分類: 多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 50cm〜100cm
花径: 4cm〜5cm
花色: 赤、ピンク
種まき: 秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
箱まき、ポットなど
増やし方: 株分け
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、切り花
通販店: なし
花言葉: 独立、厳格
ドイツアザミは5月から8月頃に花を咲かせる多年草の草花です。アザミの園芸品種で、花色が赤やピンク色と美しい花を咲かせます。名前はの由来はドイツで作られた園芸品種という事はなく、なぜかこのような名前になっています。日本のノアザミとは花色は異なりますが、トゲがありとても強健で痩せ地でも育ちます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 定植 種まき 仮植え 定植
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
株分け 株分け 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える

ドイツアザミ
5月上旬、自宅の庭

ドイツアザミ(ピンク)
5月下旬、自宅の庭

ドイツアザミ
5月上旬、自宅の庭

ドイツアザミ
5月上旬、自宅の庭

ドイツアザミの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。夏の高温多湿にやや弱いので、鉢植えでは夏を風通しのよい半日陰で越されるとよいです。

種まき

11月上旬

種まき後 約40日

仮植え
種まきから育てる事ができます。時期は秋の9月下旬から10月頃に行います。方法は箱まきポットまきなどで行えばよいです。種まき直後に水やりをすると発芽率が悪くなるようなので、湿った用土に種まきして翌日に水を与えます。本葉が3、4枚になったらポットに仮植えして、根が回ってきたら25cmから30cmぐらいの間隔で定植します。鉢植えの用土は花の培養土など、ごく普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。花壇では日当たりのよい所に、元肥に苦土石灰に腐葉土や牛糞などを混ぜ込んで植え付けます。
1月中旬 5月上旬

少し大きくなった

定植

開花

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が白く乾けば与えます。花壇では特に与える必要はありませんが、あまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

痩せ地でもよく育つ植物なので、肥料はさほど必要有りません。鉢植えでは春から秋の間に緩効性の化成肥料などを置き肥すればよいです。花壇では元肥に牛糞などを混ぜ込んでいれば、特に追肥の必要はありません。植えっぱなしのものは春に骨粉入りの固形油粕などをまいておくとよいです。その他、肥料については花の肥料を参考にしてください。

植え替え

鉢植えでは根詰まりするとよい花が咲かなくなるので、秋の10月頃か春の3月頃に植え替えます。作業はトゲが痛くて素手ではできないので、手袋をつけて行います。直根で根鉢を壊されるのを嫌うので、軽く壊す程度にして一回り大きな鉢に植え替えます。用土は水はけがよければ特に選びません。株が大きくなるとよい花が咲かなくなると思うので、タンポポのような種を採って、また秋に種まきすればよいです。

増やし方

株分け

株が増えるので株分けして増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

花茎切り

花の終わった花茎は切り取ります。
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