分類: |
多年草 |

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寒さ: |
強い |
暑さ: |
強い〜やや弱い |
草丈: |
50cm〜100cm |
花色: |
紫、白、桃色 |
種まき: |
春まき
発芽温度(約20℃) |
増やし方: |
株分け、挿し木 |
場所: |
日当りを好む |
用途: |
花壇、庭、野草 |
花言葉: |
悩み、忘れ得ぬ思い |
通販店: |
楽天市場にあり
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ダンギクは西日本の温暖な地域の、山の岩場などに自生しています。花は下から上に向かって段々に咲き、葉が菊に似ているのでこのような名前になっているようです。花色は紫色が一般的ですが、他に桃色、白花を咲かせるものもあります。育てるのはやや寒さに弱いので、寒い地域では寒さ対策が必要ですが、暖地では特に防寒しなくても庭植えでも育てやすいです。 |
作業カレンダー(暖地基準) |
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
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9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
開花時期 |
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開花 |
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種まき |
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植え付け |
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苗の植え付け |
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苗の植え付け |
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植え替え |
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植え替え |
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株分け |
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株分け |
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挿し木 |
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挿し木 |
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切り戻し |
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半分 |
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元から |
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鉢の水やり |
控えめ |
鉢土の表面が乾けば |
毎日 |
表面が乾けば |
控えめ |
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写真:ダンギク
9月中旬、自宅の庭 |

写真:ダンギクのアップ
9月中旬、自宅の庭 |
ダンギクの育て方
場所
日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。寒さにはあまり強くありませんが、暖地では庭植で特に防寒せずに、冬は地上部の葉が枯れて根だけで宿根して越冬します。春になると新芽が出てきます。
植え付け
春や秋に苗が売られている事があるので、入手したら植えつけます。鉢植えの用土は普通の花の培養土に赤玉土(小粒)を2割ほど足して水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)7、腐葉土3などに、65cmプランターでは3株を目安に植えつけます。庭では日当たりがよく夏の西日の当たらない所に、水はけが悪いようなら腐葉土を元肥に牛糞などを混ぜて、20cmから30cmぐらいの間隔に植えつけます。
水やり
普通の水やりでよいです。鉢植えでは、鉢土の表面が乾けば与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので、毎日の水やりになります。冬は葉が無くなり根だけで越冬するので、用土が乾き過ぎないよう水やりします。
肥料
肥料は多く必要ありません。鉢植えでは緩効性の化成肥料を4月から6月に置き肥するぐらいでよいです。庭では元肥に牛糞を混ぜて植えつければ、6月頃に即効性の化成肥料を追肥するぐらいでよいです。植えっぱなしのものは3月下旬頃、6月頃に骨粉入りの固形油粕などを蒔いておきます。
植え替え
根詰まりしやすいので、株分けを兼ねて毎年植え替えます。時期は3月下旬〜4月頃に行うとよいです。庭でも数年して株が増えすぎたら、株分けを兼ねて植え替えます。用土などは植え付けの項目と同じです。
増やし方
種まき
種が売られている事があります。暖地での種まき時期は春の3月から4月頃、発芽率はよい方です。方法は箱まきして、覆土は薄く行います。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。その他は植え付けの項目を参考にしてください。
5月中旬 |
6月上旬 |

仮植え(種まき後約1カ月) |

定植前 |

定植後 |
株分け
株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。
挿し木
挿し木でも増やす事が出来ます。時期は5月頃に3節ぐらいの挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取り除きます。水を入れたコップなどに30分ほど浸けて水揚げします。あれば発根促進剤を付けて、葉の取った節が用土に埋まるように挿します。
切り戻し
5月頃に半分ぐらい切り戻すと、枝数が増えて花の数を増やす事ができます。秋が深まって葉が枯れてきたら、株元から5cmぐらい残して切り取ります。春になると新芽が伸びてきます。
支柱
草丈が高くなって、強風や雨の重みで倒れてしまう事があります。支柱で支えておくとよいです。
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