トップタチアオイ 花と観葉植物(葉っぱの岬)管理人の育てる環境

タチアオイ (立葵)

別名:アルテアロゼア、ホリホック
科・属名:アオイ科・タチアオイ属/原産地:中国/学名:Althaea rosea

分類: 一年草または宿根多年草


寒さ: 強い
草丈: 1m〜2m(矮性:60cm〜120cm)
花径: 約 10cm
花色: ピンク、白、赤など
種まき: 春(4月〜5月)、秋(9月下旬〜10月)
発芽温度(15℃〜20℃)
直まき、ポットまき(移植を嫌う)
増やし方: 多年草は株分け
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇向き、鉢植え(矮性)、切り花
花言葉: 大望、野心、単純な愛、熱烈な恋など
通販店: 楽天市場にあり
タチアオイは6月から8月頃、高くなった茎に比較的大きな花が下から順番に咲いてゆきます。花は一重咲きと八重咲きの種類があり、花色はピンク、赤、白などがあります。草丈は2mぐらいになりますが、1mぐらいにしかならない矮性の品種もあります。一年草と多年草の種類があり、一年草では秋か春に種を蒔くとそのシーズンに花を咲かせますが、多年草の種類は来シーズンの夏に花を咲かせます。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向
種まき 種まき 種まき
植え付け 植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
肥料 元肥 元肥

タチアオイ(一年草タイプ)
6月中旬、自宅の庭

タチアオイ(二年草タイプ)
6月中旬、自宅の庭

タチアオイの全体
6月中旬、自宅の庭

タチアオイ2
6月中旬、自宅の庭

タチアオイの育て方

種まき

種まきは春の4月〜5月頃、秋の9月中旬〜10月頃に行う事ができます。暖地では秋に種まきした方が大きくなって花を咲かせるのでよいと思います。種まきの方法は移植を嫌うので直まきポットまきで行うとよいと思います。覆土は種が隠れるようにします。ポットまきでは根が回ってきたら、日当たりのよい所に50cm〜60cmぐらいの間隔で定植します。植え付けの際は苦土石灰、腐葉土、堆肥などを混ぜて植えつけます。冬は寒さには比較的強いですが、念のため霜よけしておくと安心です。一年草タイプはそのシーズンに花が咲くのですが、多年草タイプは来シーズンの開花になります。下のは多年草のタイプを秋まきしたものですが、春に蒔いてもよいと思います。
2009年10月下旬 2009年11月下旬 2010年4月中旬

種まき後

定植

越冬
2011年1月中旬 2011年2月下旬 2011年6月上旬

越冬中

2回目の越冬

開花

場所

水はけと日当たりのよい場所を好みます。 日照不足ではよい花が咲かないので注意してください。

水やり

花壇では植え付け後しばらくは乾かさないように注意しますが、その後は雨があまり降らないようなら与えるぐらいでよいです。

肥料

肥料が多いと高くなり過ぎて倒れやすいので、元肥を混ぜて植えつけるぐらいでかまいません。植えっぱなしのものは春に骨粉入りの固形油かすなどを与えるぐらいでよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

支柱

花茎が高く伸びるので、雨や風で倒れることがあります。花茎が伸びてきたら支柱で支えておくとよいです。

植え替えと株分け

多年草のタイプは、3年に1回を目安に株分けを兼ねて植え替えます。時期は2月下旬から3月頃に行うとよいと思います。

病気や害虫

ハマキムシがよく発生します。発生すると葉が巻かれていることで気がつきます。葉の中にはハマキムシがいて、葉を食い荒らしてしまいます。見つけたらスミチオンなどの殺虫剤を散布しておきます。その他は花の病気や害虫を参考にしてください。
巻かれた葉

ハマキムシ
関連リンク