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ラベンダー |
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科・属名:シソ科・ラバンデュラ属/原産地:地中海沿岸/学名:Lavandula |
ラベンダーの育て方苗の植え付け苗が売られているので、入手したら植えつけます。種類によって耐寒性、耐暑性がやや異なるので、地域によって品種を選んだ方がよいです。主な種類は芳香が強く夏の暑さを嫌うイングリッシュ系、葉が繊細で寒さく弱く暑さに強いレース系、比較的暑さに強く寒さに弱いフレンチ系、甘い香りのする寒さ暑さに強いラバンディン系などがあります。レース系、フレンチ系は寒さに弱いですが、暖地では庭植えで越冬する事ができます。花壇夏の西日を避けた、日当たりがよく風通しのよい所に植え付けます。弱アルカリ性の用土を好むので苦土石灰、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥は控えめに混ぜて、土を盛り上げるようにして植えつけるとよいです。株が結構横に広がるので、株間は30cm〜40cmぐらいのあけて植え付けるとよいです。鉢植え過湿を嫌うので、水はけの良い用土に植えつけるとよいです。たとえば自分で作る場合は用土は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などに、結構株が横に広がるので、少し大き目の鉢に植え付けるとよいです。春から秋の管理花壇水やりは乾燥した所に生息しているので、いつも湿った状態を嫌います。植えつけ後はしばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は夏に雨が降らず、乾燥し過ぎるようなら与えるぐらいでよいです。肥料は元肥を与えて植えつけていなければ、春の3月頃、秋の10月頃に控えめに骨粉入りの固形油粕などを蒔いておくとよいです。鉢植え冷涼で乾燥した所に生息しているので、梅雨と夏の暑さを嫌います。できるだけ風通しが良く日当たりのよい所で育て、梅雨の長雨には当てないよう軒下などに置き、夏は風通しのよい半日陰に移動させるとよいです。水やりは鉢土の表面が乾いてから与え、過湿にならないよう注意します。肥料は多く必要ないので春の3月頃、秋の10月頃に緩効性の化成肥料を置き肥するぐらいでよいです。収穫花穂を利用してハーブティやポプリに利用出来ます。収穫は晴れた日に、花が咲く前の花茎に葉を4枚ぐらい付けて収穫します。ドライハーブにする方法は、花茎を水洗いして紐で10本ぐらい束ね、風通しのよい日陰に下げて乾かします。葉と茎は入浴剤として利用する事もできます。刈り込み夏の高温多湿を嫌い、通風が悪くなるのを嫌います。花後に刈り込んで、込み合った枝も透いて風通しを良くするようにします。冬の管理レース系、フレンチ系などあまり寒さに強くない品種の鉢植えは、暖地では日当たりのよい軒下などに置き、寒い地域では室内の日当たりのよい所で越冬させます。水やりは、鉢土の表面が乾いて2、3日してからと控えめに与えます。肥料は与えなくても大丈夫です。暖地の庭で寒さに強くない品種を植えている場合は、霜よけしておくと安心です。増やし方種まき種が売られている事があります。暖地では春の3月中旬から4月上旬頃、秋の9月下旬から10月頃に行えばよいと思います。方法は箱まきなどで行って、軽く覆土すればよいです。用土は種まき用の土に川砂やパーライトを2割ぐらい混ぜた用土を使うとよいです。3cmぐらいに伸びたらポットに水はけのよい用土を入れて仮植えして、根が回ってきたら植えつけます。その他は植え付けの項目を参考にしてください。挿し木長さ5cmから10cmぐらいの挿し穂を用意して、下の方の葉を取り除きます。取り除いた葉の部分が用土に埋まるように挿します。用土は赤玉土(小粒)やバーミキュライトなど水はけのよい用土を利用するとよいです。時期は春の5月から6月頃か秋の9月下旬から10月頃にも行えます。株が大きくなると自然と枯れてしまう事があるので、挿し木から作り直すとよいです。その他は挿し木のページを参考にしてください。ハーブの利用ハーブティとして主に利用されているのは、イングリッシュラベンダーがよく使われています。神経を落ち着かせる効果があり、イライラした時や眠れない時などに飲むと効果があります。作り方は好みによって小さじ2杯から3杯ぐらいをティーパックに入れ、好みによって蜂蜜などを入れて飲みます。香りが強いので、他のハーブとブレンドして飲まれる事が多いです。また、花や葉茎をポプリにして枕元に置いたり、入浴剤としてもリラックス効果があります。入浴剤は乾燥した花や葉茎を鍋などで煎じ、濾した液をお風呂に入れて利用できます。 |
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