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ワレモコウ (吾亦紅)

別名:ピンクタンナ(桃色吾亦紅)
科・属名:バラ科・ワレモコウ属/原産地:日本、中国〜シベリア、ヨーロッパ/学名:Sanguisorba

分類: 宿根多年草


寒さ: 強い
暑さ: 強い
草丈: 30cm〜100cm
花序: 1cm〜2cm
花色: 暗い紅色、ピンクタンナ(桃色吾亦紅)など
種まき:
増やし方: 株分け
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、切り花
花言葉: 感謝、変化
通販店: 楽天市場にあり
ワレモコウは夏から秋にかけて、暗い紅色をした花序をつけます。花序は小さな花の集まりではなく、萼が集まったものです。高原などの日当たりのよい所に生息していて、昔は根茎を傷薬や止血剤などの薬草に利用されていたそうです。種類は他にピンク色の花を咲かせるピンクタンナという、夏頃に花を咲かて終わるもの、屋久島ワレモコウ、ハーブのサラダバーネットとも同じ仲間です。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花(紅花) 普通のワレモコウ
開花(桃色) ピンクタンナ(桃色吾亦紅)
場所 日向〜半日陰
植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾いてたら与える 控えめ

ワレモコウ
9月中旬、野の花の里

ワレモコウ2
9月中旬、野の花の里

ワレモコウの全体
9月中旬、野の花の里

桃色ワレモコウ
6月中旬、自宅の庭

桃色ワレモコウ2
5月下旬、自宅の庭

桃色ワレモコウの全体
6月中旬、自宅の庭

ワレモコウの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。午前中の日光が当たるような半日蔭にも生えているので、半日蔭でも育てる事ができます。しかし、日照不足だと茎と茎との間があいて徒長気味に育つので、できるだけ日当たりのよい所で育てます。宿根草なので、秋が深くなると地上部を枯らせて越冬して春になると芽が出ます。

新芽を吹く(3月下旬)

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾いたら与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので、乾かし過ぎないように注意します。秋が深まると地上部の葉が枯れるので、冬は控えめに与えます。庭では植え付け後しばらく乾かさないように注意し、その後はあまり雨が降らないようなら与えます。

植え替え

植え替え時期は宿根から目覚める春の2月下旬から3月頃に行います。庭への植え付けは腐葉土などを混ぜ込んで、日当たりのよい所から午前中の日光が当たるような半日蔭に植え付けます。日照不足では貧弱に育つので、半日ぐらいは直射日光の当たる所に植え付けます。鉢植えでは株が大き育つので、必要なら株分けを兼ねて行うとよいです。鉢植えの用土は普通の用土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、ピートモス1などで植え替えます。

増やし方

株分け

株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。

肥料

比較的肥料を好みます。鉢植えでは春から秋まで緩効性の化成肥料などを定期的に与えます。庭では骨粉入りの固形油粕などを春と秋に与えるぐらいでかまいません。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

刈り込み

草丈が高くなるので、茶色の花が咲く普通のワレモコウは6月までに一度3分の1ぐらい残して刈り込んで花を咲かせるとよいです。ピンクタンナは5月から7月頃にかけて花が咲くので、開花後に伸びすぎたら刈り込むとよいです。秋が深くなると地上部を枯らせて宿根して越冬するので、枯れた葉は刈り取ります。
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