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ワスレナグサ (勿忘草)

別名:ミオソチス
科・属名:ムラサキ科・ワスレナグサ属/原産地:ヨーロッパ/学名:Myosotis alpestris

分類: 一年草


寒さ: 強い
暑さ: 暑さで枯れる
草丈: 20cm〜30cm、切り花用(〜50cm)
花径: 約 0.6cm
花色: 白、桃色、青
種まき: 秋まき
発芽温度(20℃〜25℃)
直まき、ポットまき(移植を嫌う)
場所: 日当たりを好む
用途: 花壇、鉢植え、寄せ植え、切り花(高性)
花言葉: 私を忘れないで、真実の愛
通販店: 楽天市場にあり
ワスレナグサは3月下旬から5月頃、次から次へと花を咲かせ続ける一年草の草花です。花は0.6cmぐらいの小い花が集まって花序を作ります。花色は青、桃色、白があり、草丈は30cmぐらいの低いタイプが多いですが、50cmぐらいになる高性タイプもあって切り花として利用することもできます。花の名前の由来は、ドナウ川で恋人のためにこの花を摘んでいて、川に誤って落ちてしまい「私を忘れないで」と叫びながら溺れて死んでしまった。と言うことで名付けられたそうです。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 定植 種まき 仮植え 定植
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いてきたら 表面が乾いてきたら

ワスレナグサ
4月中旬、自宅のプランター

ワスレナグサの全体
5月上旬、自宅の庭

ワスレナグサのアップ(ピンク)
4月下旬、自宅の鉢植え

ワスレナグサのアップ(青)
4月下旬、自宅の鉢植え

ワスレナグサの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよいとこで育てます。暑さに弱く夏に枯れる事が多いので、一年草扱いされていますが、夏を風通しのよい涼しい日陰で育てると夏を超える事があるようです。

水やり

水切れを嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。庭でも乾かしすぎると葉が萎えてくるので、あまり乾かさないよう雨が降らないようなら与えます。その他は花の水やりを参考にしてください。

植え付け

秋や春に苗が売られている事があるので入手したら植え付けます。鉢植えの用土は花の培養土や、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいで植え付けます。鉢植えではあまり密集させると株元が蒸れやすいので、あまりきゅうくつにならないように植えつけます。花壇では腐葉土と堆肥などを混ぜ込んで25cmぐらいの間隔に定植します。寒さには比較的強く、暖地の花壇では特に霜よけしなくても越冬します。寒い地域では霜よけしておいた方がよいと思います。

種まき

11月中旬

箱まき
種まきで育てる事ができます。時期は9月下旬から10月頃に行います。方法は移植を嫌うので直まきポットまきで行うとよいと思います。箱まきでも小さい頃に丁寧に移植すれば大丈夫です。覆土は種が隠れるように行います。発芽までに3週間以上かかる事もあるので、鉢土を乾かさないように注意します。箱まきでは本葉4枚ぐらいになったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。植え付け用土などは植え付けの項目と同じです。
12月下旬 2月上旬 4月中旬

仮植え後1ヶ月ぐらい

定植

開花

肥料

肥料は多く必要ありません。鉢植えでは植え付け後から開花期まで、緩効性の化成肥料を置き肥するだけでよいです。花壇では元肥に腐葉土と堆肥などを混ぜて植え付け、その後は開花前の3月頃に速効性の化成肥料などを一回追肥すればよいです。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

種採り

種が簡単に採れるので採っておいて、秋にまた蒔く事ができます。
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