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ユウギリソウ (夕霧草)別名:トラケリウム |
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科・属名:キキョウ科・トラケリウム属(ユウギリソウ属)科/原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ/学名:Trachelium caeruleum |
ユウギリソウの育て方場所日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏の西日は避けた所で育てます。開花中は花に雨が当たると傷んだり、重みで倒れたりするので当てないようにします。 本来は多年草で一年草扱いされていますが、冬を軒下などで越冬させると翌年も花を咲かる事があります。水やりやや過湿を嫌うので、水の与えすぎに注意します。鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。夏の日差しの下はよく乾くので、乾かし過ぎないように注意してください。肥料肥料は普通です。生育期の春から秋の間、緩効性の化成肥料を置き肥したり液体肥料を与えます。その他、肥料については肥料の使い方を参考にしてください。植え付け春に苗が出回るので、購入したら植え付けます。鉢植えの用土は水はけのよい用土、花の培養土にパーライトを3割ほど混ぜたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などに植え付けます。鉢植えの大きさは10号鉢に3株ぐらいを目安に植え付けます。種まき暖地の種まきは秋の9月中旬から10月頃に行えます。方法は種が細かいので平鉢やピートバンなどで行えばよいと思います。覆土はせずに、鉢まきでは受け皿を敷いて底から吸引させるとよいです。本葉が2、3枚出たらポットに仮上して、本葉が5、6枚出たら定植します。半耐寒性で寒さに強くありませんが、暖地では霜に当たらないよう日当たりのよい軒下で越冬します。冬の生育はのんびりで、春になると急に大きくなります。
支柱立てと花茎切り草丈が高く風や雨の重みで倒れる事があるので、支柱で支えておくとよいです。開花中は雨に当たると、花が傷んだり重みで倒れるので、鉢植えでは軒下など雨の当たらない所に置いておくとよいです。花の咲き終わった花序は切り取って、次もよい花を咲かせます。翌年にも花を咲かせる場合一年草扱いされているのですが、冬を超えると翌年も花を咲かせます。秋に全体の3分の1ぐらい切り戻して軒下などで越冬させ、春の3月頃に株元から10cmから20cmぐらい残して切り戻しておくと、新芽が伸びてまた花を咲かせます。 短命植物なので寿命は短く、種まきからの方がきれいに花が咲きます。病気や害虫アブラムシが発生する事があります。見つけたらスミチオンなどの殺虫剤を散布して駆除します。その他は病気や害虫のページを参考にしてください。 |
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