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アカリファ(キャッツテール)

学名:Acalypha hispaniolae
別名:アカリファ・ヒスパニオラエ、キャットテール
科・属名:トウダイグサ科・アカリファ属
原産地:インド原産
分類:常緑多年草
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
花期:5月〜11月
草丈:5cm〜15cm
花序:4cm〜6cm
日照:日当たりを好む
花言葉:気まま




アカリファ(キャッツテール)の写真

アカリファの全体

アカリファの花序

アカリファの葉と花序
アカリファは真っ赤な猫じゃらし(えのころぐさ)のようなかわいらしい花を咲かせます。真夏は一時花の開花が鈍くなりますが、暖かい時期はずっと花を咲かせ続けます。キャッツテールの意味は猫の尻尾のようなのでそう呼ぶそうです。同じ仲間でベニヒモノキという種類もあります。

作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 明るい室内(5度以上) 日向 明るい室内
植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
挿し木 挿し木
刈り込み 刈り込み
肥料 置き肥や液肥
水やり 控え目 鉢土の表面が乾けば与えます。 控え目

アカリファ(キャッツテール)の育て方

置き場所

アカリファは直射日光を好む植物ですので、年間を通じて直射日光に当てて育てます。日に当たらないと花付きが悪く赤い色が出難くなります。熱帯の植物ですので、10月中旬頃になったら室内の日当たりのよい所で、最低温度5度以上で管理します。室内の日当たりのよい場所では11月まで花が咲きます。温度が確保できれば冬越えはそう難しくはありません。その他、詳しくは観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月下旬から10月中旬 戸外の日当たりのよい場所
10月下旬から4月中旬 室内の日当たりのよい場所。最低温度5度以上で管理

水やり

春から秋まで鉢土が乾いてきたらたっぷりと与えます。夏は日差しの下ではよく乾くので毎日の水やりになります。夏は水切れに注意してください。秋になって涼しくなると徐々に水を吸わなくなるので、鉢土を見て乾いてきたら与えます。冬は乾いてから2、3日ぐらいしての水やりにして、乾燥気味に管理します。

植え替え

根詰まりすると花が咲き難くなるので、毎年植え替えるようにします。方法は一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして同じ鉢に植えます。時期は春の4月頃に行うのが理想的ですが、秋の9月中旬から下旬頃にも行えます。用土は花用の良質な培養土や、自分で作る場合は赤玉土6、腐葉土3、ピートモス1などで植え替えます。花期が長いので、あればマグァンプK(中粒)などの元肥を与えておくとよいです。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

増やし方

挿し木

先の茎を4節ぐらい切り取って1、2節の葉を取り、その節が土に埋まるように挿します。時期は春の5月中旬〜7月頃です。挿し木後、1ヶ月ぐらいしたら鉢上げして、枝数を増やして多く花を咲かせるために一番上の節を摘心します。左上はバーミキュライトに挿し木をして1ヶ月ぐらいしら庭に植えつけました。庭に植えつけた方が早く大きく育ちます。秋の9月下旬になったら鉢上げしました。その他は挿し木のページをご覧ください。
5月上旬 6月上旬 9月下旬

アカリファの挿し木

庭に植え付け

庭のアカリファ
9月下旬 8月中旬

鉢上げ

翌年の夏

株分け

株分けして増やす事ができます。方法は根を出来るだけ痛めないよう手で丁寧に分けます。時期は植え替えと一緒に行います。

摘心、刈り込み

花が咲き難くなったら植え替えと同時に2節から3節ほど残して思い切って刈り込みます。その後は開花後の節を摘んで摘心します。摘心する事で枝分かれさせて花を多く咲かせます。また、長く伸び過ぎて乱れた茎は花後に適度な長さに摘心します。
4月上旬 5月中旬

植え替え後

切り戻し

開花

肥料

春から秋まで暖効性花用の化成肥料や花の液体肥料などを与えます。肥料切れするとよい花が咲き難くなるので、元肥としてマグァンプK(中粒)などを植え替えの時に混ぜ込むとよいと思います。この場合は置き肥は必要ありません。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。
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