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ブライダルベール

学名:Gibasis pellucida
科・属名:ツユクサ科・ギバシス属
原産地:熱帯アメリカ
分類:常緑匍匐性多年草
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:日向(夏は半日蔭)
耐陰性:あり(花は日照必)
開花時期:6月〜10月
草丈:10cm〜20cm
花径:約 0.7cm
花言葉:幸福、願い続ける
通販:楽天市場にあり

ブライダルベール ブライダルベールの花
ブライダルベール ブライダルベール
ブライダルベールは細い枝から小さな葉が沢山茂り、その先に小さな花を咲かせ、とても優しい感じのする魅力的な観葉植物です。寒さにも強く、うちは九州なので前は軒下にプランター植えで置いて育てていました。葉が冬になると枯れてしまうのですが、枯れた葉を保温のためにそのまま放置しておくと、春になると新芽が出て夏頃までには元に戻ってきます。現在はプランター植えではなく、鉢植えだけで育てています。

ブライダルベールの育て方

置き場所

できるだけ日当たりのよい明るい場所で育てますが、真夏の直射日光は強すぎて葉が焼けるので、レースカーテン越しの日光など、明るい日陰で育てます。冬は最低温度5度以上で管理します。熱帯植物の割には寒さに強く、温かい地域では外の霜を避けた場所に置いておくと、葉は枯れてなくなってしまっても、春になると地から新芽が出て、夏頃までには葉が茂って蘇ってきます。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月中旬から10月中旬 室内または戸外の日当たりのよい所(真夏の直射日光は避ける)
10月下旬から4月上旬 室内の日当たりのよい明るい所。最低温度は5度以上で管理

水やり

年間を通して土の表面が乾いてから与えますが、生育期の初夏からはよく水を吸い上げますので、水切れには注意してください。秋の最低気温が20℃以下になると、徐々に水やり回数を減らして行きます。冬は表面が白く乾いてから水やりをします。真冬の水の与え過ぎは根腐れの原因になりますので注意してください。その他、詳しくは観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

1、2年ごとに植え替えをします。根が張るのが速いので、根詰まりには注意してください。時期は4月〜9月頃まで行えます。土は市販されている観葉植物専用の土でかまいません。自分で作る場合は、赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいでよいです。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

肥料

春から秋まで緩効性の化成肥料や液体肥料などを与えます。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

切り戻し

樹形が乱れたら切り戻しを行います。あまり酷く乱れた場合は根元で思いっきり切り戻し、1ヶ月したら新しく出た枝を2節ぐらい残してまた切り戻します。あまり酷く乱れていないブライダルベールは樹形の3分の1ぐらい切り戻します。節から新しく枝が伸びるのでその事を考慮して切り戻します。切り戻す事で葉を多く枝分かれさせて沢山花を咲かせます。

増やし方

株分け

株を増やしたい場合や、株が大きくなり過ぎた場合は、株分けをします。時期は5月から7月までに行ないます。特に難しい事はなく、土を簡単に落として切って分ければよいです。

挿し木、水挿し

ブライダルベールの挿し木

2005/5月上旬

挿し木の直後
ブライダルベールは挿し木、水挿しで簡単に増やす事が出来ます。挿し木は水はけがよければ用土は特に選びませんので、定植用の吊り鉢などにそのまま挿せばよいです。新芽が出て発根したら、上部の節を切り戻してわき芽を出させます。水挿しは水の入ったコップに漬けておくだけで根が出てくるので、根が出たら土に植え付ければよいです。時期は4月中旬から9月頃まで行なえます。もし樹形が乱れてしまったら挿し木から作り直すとよいです。適当な長さに茎を切り、節のところの葉を取り除いて、必ず節が土に埋まか水につかるようにしてください。後は明るい日陰に置いて、水を切らさないように注意し ながら、たまに葉に霧吹きで水を吹きかけてあげるだけです。


2005/5月下旬
植え替え後2週間ぐらいです。挿し木したばかりの時は、茎が寝ているものもありましたが、もう全ての茎がピンと上に立っています。こうなると、挿し木はほぼ成功です。新芽が伸びてきたら先を切り戻して脇芽を増やし、肥料を与えて通常の管理をします。

吊り鉢

茎が伸びて下に垂れ下がる性質がありますので、吊り鉢に植えるのが最適です。その他、少し背の高い鉢に植えて葉を下に垂れ下げたり、自分の好みで楽しむ事が出来ます。

冬の管理方法

観葉植物の冬の管理をご覧下さい。
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