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ヨーロッパゴールド

学名:Thuja occidentalis 'EuropeGold'
別名:ニオイヒバ、コニファー
科・属名:ヒノキ科・クロベ属
原産地:北米
分類:常緑針葉小高木(最大 3m〜5m)
寒さ:強い
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:なし
用途:庭木、鉢植え、生垣
花言葉:ニオイヒバ(堅い友情、私のために生きて)、 コニファー(不変)
通販:楽天市場にあり


ヨーロッパゴールドの写真

春のヨーロッパゴールド
家の生垣に植え付けて育てています。四季を通して葉の色が変化してゆき、冬は黄金褐色、春は黄金色、夏は写真のように緑に変化してゆきます。ニオイヒバなので香りがあり、オレンジのようなよい香りがします。ヨーロッパゴールドは樹高があまり高くならないのも魅力で、四季を通じて葉の色の変化を楽しめるコニファーです。

作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所 日向
植え付け 植え付け 植え付け
挿し木 挿し木 挿し木
剪定 剪定
肥料 肥料 肥料

ヨーロッパゴールドの育て方

庭の植え付け場所

日当たりを好む植物ですので、日当たりのよい場所に植え付けます。日当たりが悪いと葉の美しい色がでません。また、コニファー類は若干蒸れに弱い種類が多く、風通しがよくなければいけません。風通しが悪く蒸れると部分的に葉が枯れる事があります。生垣など密集させて植える場合は、株との間をあけて通風をよくしたり、引っ付いたら軽く剪定して風通しをよくするとよいです。耐寒性はとても強く北海道でも大丈夫です。

庭の植え付け方法

50cm〜60cmの丸い穴を掘り、掘った穴に水を与え、掘った土に腐葉土と牛糞などを混ぜて植え付けます。家の場合は植え付け場所が山土だったので、黒土と赤土の等量に腐葉土を混ぜて植え付けました。根巻き苗の場合はそのまま植え付けると、1ヶ月ぐらいで麻が自然に腐って土になるので、心配しなくても大丈夫です。植え付ける際は地面より若干高くして植え付けます。植付け後は必ず水を与えてください。植え替え時期は春の2月下旬〜4月、秋の9月下旬〜11月頃に行うとよいと思います。植え付け後は台風などの強風で傾くので支柱で支えた方がよいです。

水やり

庭植えは特に必要はありませんが、あまり乾くようなら与えます。鉢植えは乾けば与えます。

肥料

年に2回、春の3月頃と秋の9月下旬頃に固形油粕などを与えます。

整枝、剪定

ヨーロッパゴールドの摘心(4月下旬)
苗木や若木は特に必要ありませんが、大きくなって樹形が乱れたり、生垣の場合は整枝し、隣と引っ付き過ぎて通風が悪く葉が枯れる事があるので、透き枝剪定します。時期は2月から3月頃の芽吹き前が理想的です。頂上部は切断すると背が伸びなくなるので切らないように注意してください。この性質を利用して、これ以上伸ばしたくない高さになったら摘心して伸びなくする事ができます。右は高さが2mぐらいになってこれ以上伸ばしたくないので摘心しました。

秋に葉が枯れて落ちる

ヨーロッパゴールドは秋に中心部の古い葉が茶色く枯れ落ち、若干葉の密集が少なくなる性質があります。木が枯れている訳はないので心配は要りません。枯れた葉が見苦しく感じたら手でむしって落とせばよいです。
2005/11
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