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アローカリア

学名:Araucaria heterophylla
別名:シマナンヨウスギ(島南洋杉)
科・属名:ナンヨウスギ科・アローカリア属
原産地:東オーストラリア、ニュージーランド
分類:常緑高木、針葉樹
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり

東オーストラリア、ニュージーランドの沖にあるノーフォーク島が原産で高さ50m以上、幹回りが3m以上になる針葉樹です。対照的に伸びる葉がとても魅力的です。海外では松の木に少し似ているのでNorfolk Island Pineという名前で呼ばる事がありクリスマスツリー用に売られる事があるようです。日本でもモミの木の代わりによく使われ、モミの木はヨーロッパ原産で冬は室内では暖か過ぎて枯らせる事があるのですが、こちらは熱帯の樹木なので冬の室内でも容易に越冬する事ができます。樹高が高くなりやすいので、肥料などを控えめにしてゆっくりと育てた方がよいです。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所 室内の日向(0度以上) 日向(夏の西日は避ける)
植え替え 植え替え
取り木 取り木
肥料 肥料 肥料
水やり 表面が乾けば与える

アローカリアの育て方

置き場所

日当たりを好むので、年間を通じて日当たりのよい場所で育てます。しかし、夏の西日は強すぎるので避けた所の方がよいです。耐陰性があるので、明るい日陰でも育ちますが、日照不足になると葉が下に垂れてきます。また日陰で育ったものを急に夏の強い日差しに当てると、葉が黄色く焼ける事があるので、はじめは短い時間当てるぐらいにして少しずつ慣らせてゆくとよいです。室内の窓辺では日の当たる側と反対側で対照的な葉の伸び方にならないよう、時々鉢を回して日の当たる所を変えてあげるとよいです。冬の寒さには弱いですが、観葉植物の中では強い方なので、室内の0度以上の所に置いて育てます。戸外でも凍らない所で越冬可能ですが、霜に当たると枯れてしまうので注意してください。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月から11月 戸外または室内の日当たりのよい所。
12月から3月 室内の日当たりのよい所。最低温度0度以上で管理

水やり

春から秋は鉢土の表面が乾けば与えます。夏の日当たりのよい所ではよく乾くので、水切れさせないよう乾いてきたら与えます。秋の最低気温が15度を下回ってくると徐々に水を吸わなくなるので、水やり回数も自然と減ってゆきます。冬は過湿にならないよう鉢土の表面が完全に乾いて与えるとよいです。

植え替え

2年に1回を目安に植え替えを行います。時期は5月から6月に行うのがよいと思います。根鉢は壊さずに一回りぐらい大きな鉢に植え替えます。鉢を大きくすると育ちがよくなりますが、置き場所に困るぐらいすぐに大きくなるので、やや窮屈にして生育を抑えるとよいです。春から秋を戸外に置くものは、高くなると強風で倒れやすいので、テラコッタなど重みのある素焼き鉢を使うのがよいと思います。用土は観葉植物の土にパーライトを2割ぐらい混ぜて水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土2、パーライト2ぐらいでよいと思います、その他は観葉植物の植え替えのページを参考にしてください。

肥料

とても大きくなる樹木で、小さな鉢植えでも1、2年で1mを超えるぐらいまで大きくなります。肥料は控えめにして、春と秋に緩効性の化成肥料を与えるぐらいにしておきます。

剪定

針葉の集まりの形が乱れたら、形を整えるように剪定するとよいです。 天頂の茎を切ると上へ延びなくなるので、切らないように注意してください。

取り木

高くなり過ぎて切り戻しても元のような樹形にならないので、取り木から作り直さないといけません。しかし、成功する確率が低いので、できるだけ成長が遅くなるよう育てるのがポイントになります。もし行う場合は幹に切れ込みを入れ、そこにミズゴケで巻いて乾燥しないようビニールで覆うと、うまく行くと3ヶ月から6ヶ月ぐらいで根が出てきます。時期は5月から6月頃と早めに行った方がよいと思います。方法については取り木のページを参考にしてください 。

増やし方

挿し木

横の側枝を挿しても直立した樹形にならないので、頂芽を挿し木しなければいけません。1本しかないので増やすというのではなく、樹高が高くなり過ぎた時に、新しく仕立て直す時に行うのが目的になります。しかし、成功する確率は低く、取り木の方が失敗しても位置を変えられるのでよいと思います。売られているものは種まきしたもので、大木になると松ぼっくりのような実が成るようです。もし種が入手できれば行う事ができ、発芽温度は15度から20度ぐらいだそうです。
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